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「主体的?協働的な学び」を実践できる教員の養成-アクティブ?ラーニングを導入した新たな学習指導方法等の開発-
プロジェクトリーダー(敬称略)
野田敦敬(~R1年度)、飯島康之(R2年度~)、伊東正人、教務企画課
目的
主体的に考え表現する「学習者中心の双方向的な学習」の授業形態(アクティブ?ラーニング)を導入した授業の実施が重要であり、初等?中等?大学教育において「知の活用」「確かな学力」をもった教員育成のため、アクティブ?ラーニングを導入した新たな学習指導方法を開発し、「主体的?協働的な学び」を学校現場で実践できる教員を養成する。更に、現職教員に向けた研修を実施する。
取り組んだ内容
(1)アクティブ?ラーニング授業支援のためのICT機器貸出システムの運用
本学教員のアクティブ?ラーニング(以下、「AL」という。)授業を支援するために、学生ICT支援員によるICT機器の貸出しや、授業に出向き支援するシステムを構築し、運用した。このことにより、AL授業の指導支援や、推進?拡充に寄与した。
【ICT機器貸出し利用実績】
年度 | 2016(平成28) | 2017(平成29) | 2018(平成30) | 2019(平成31) | 2020(令和2) | 2021(令和3) | ||||||
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貸出物品 | - | - | iPad | まなボード | iPad | まなボード | iPad | まなボード | iPad | まなボード | iPad | まなボード |
貸出授業数 | - | - | - | 125 | 32 | 122 | 24 | 171 | 0 | 194 | 68 | |
貸出数 | - | - | - | - | 585 | 205 | 2667 | 305 | 1457 | 0 | 2408 | 845 |
- ※2017(平成29)年度から実施。
- ※データを収集していなかった年度は「ー」で示す。
- ※まなボード:ワークシートを挟む、ボードに書き込む、背面のマグネットで黒板に掲示するなど、協働学習を促進するツール
(2)授業支援アプリ講習会の開催
ALルーム(ICT機器貸出システムの運営拠点)で、学生ICT支援員が講師となり、主に学生を対象とした講習会を行った。このことにより、授業支援アプリの使用方法やAL授業への活用方法への理解促進に寄与した。
【講習会の開催】
年度 | 2016(平成28) | 2017(平成29) | 2018(平成30) | 2019(平成31) | 2020(令和2) | 2021(令和3) | ||||||
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講習会 | - | - | - | 小学校プログラミングに向けた簡易講習会 (合計11回) |
GIGAスクール関連 アプリ体験 (合計9回) |
GIGAスクール関係アプリ講習会:143回 | ||||||
来場者数 | - | - | - | 学生:44名 | 教員:1名 学生:10名 |
参加人数:126人 |
- ※2019(平成31)年度から実施。
(3)学生による能動的学びの自己評価度数についての調査の実施
毎年度、全学部学生に対し、前期?後期で各1回実施している授業改善アンケートの中から、ALに関連した以下の2つの質問について「①強くそう思う+②ややそう思う」の割合の総和(前期+後期)の平均値を調査した。このアンケート結果から、学生の能動的学びの自己評価度数を評価し、本プロジェクトの促進につなげた。
【学生による能動的学びの自己評価度数(問1と問2の平均値)】
- 問1 授業で提示された問題?参考文献?資料などを自ら検索?参照した上で、自分で問題点を深く考えた。さらに、その考えに基づき行動した。
- 問2 授業を受けた上で、自ら関連項目について文献やインターネットなどで調査し、新たな思考を展開した。さらにその思考に基づき行動した。
年度 | 2016(平成28) | 2017(平成29) | 2018(平成30) | 2019(平成31) | 2020(令和2) | 2021(令和3) | ||||||
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実績値 | 問1:57.0% 問2:47.8% |
問1:50.4% 問2:46.0% |
問1:64% 問2:60% |
問1:67% 問2:63% |
問1:69.2% 問2:70.8% |
問1:80.7% 問2:73.0% |
(4)ALスキル調査の実施
令和3年度卒業見込みの教員免許取得希望学生を対象に、ALに係るスキルの修得状況を調査した。この調査結果から、ALに関し、今後の授業科目での指導において取られるべき対策について考察し、大学教育と教員養成の改善につなげた。
【ALスキル調査結果概要(2019(平成31)~2021(令和3)年度)】
①ALの授業設計力について問うもの8問
「ALに対する知識」は具体的な手立てが思いつくと答えた学生が2分の1で、実行できると答えた学生はそのうちの半数(全体の4分の1)であった。
②ALの児童生徒への指導力について問うもの11問
「ALスキルを児童に指導すること(協同学習、話す力?聴く力、情報活用能力)」については、6割程度の学生が具体的な手立てが思いつくと答えているが、さらに実行できると答えたのは、3割程度となる。一方で、具体的な手立てが思いつかないが、必要性はわかると答える学生は4割近くであった。
③ALの自身のスキルについて問うもの(上記(2)と対応)12問
自身の「ALのスキル(協同学習、話す力?聴く力、情報活用能力)」については、ある程度身についている?十分身についていると答える学生が8割以上であった。
以上より、ALスキルに関して自分が身につけている、また児童生徒における必要性を理解していると考えている学生が多いものの、ALの具体的な手立てを企てる知識やALスキルの指導力が結びつくまでには至っていない学生も半数程度いることがわかった。
(5)本学卒業生の現職教員を対象としたALの授業実態調査について
本学卒業の現職教員に対して、教育現場において、本学で身につけたALスキルがどの程度活用されているかを検証するため、実態調査を実施した。
令和3年度プロジェクト活動報告書の「6.現職教員に対する本プロジェクトの取組」を参照ください。
- ※調査結果集計?分析中。
(6)現職教員に対する取組
本学で開催する教員免許状更新講習において、AL的な活動を取り入れた講習を実施した。このことにより、AL授業が実践できる大学教員の養成支援に寄与した。
【教員免許状更新講習の実施】
年度 | 2016(平成28) | 2017(平成29) | 2018(平成30) | 2019(平成31) | 2020(令和2) | 2021(令和3) | ||||||
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講習名 | 教員免許状更新講習 『【選択必修】電子黒板とタブレットを活用した授業づくり』 |
教員免許状更新講習 『【選択必修】電子黒板とタブレットを活用した授業づくり』 『【選択必修】新しい教育課程で目指す「深い学び」を実現する指導法の工夫?改善』 |
教員免許状更新講習 『【選択必修】電子黒板とタブレットを活用した授業づくり』 |
教員免許状更新講習 『【選択必修】ICTを活用した新しい学びの授業づくり』 |
- | - |
- ※2020(令和2)年度及び2021(令和3)年度は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により中止した。
(7)本学教員を対象としたALアンケートの実施
当該年度開講授業に対するAL授業の実施状況のアンケートを実施した。このアンケート結果から、本学でのAL授業の現状、ALを導入する上での課題を整理し、本プロジェクトの促進につなげた。
【アクティブ?ラーニングを取り入れた実施授業開講率】
年度 | 2016(平成28) | 2017(平成29) | 2018(平成30) | 2019(平成31) | 2020(令和2) | 2021(令和3) | ||||||
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開講率 | 学部 :65.3% 大学院:76.5% |
学部 :67.2% 大学院:79.4% |
学部 :71% 大学院:78.5% |
学部 :76% 大学院:87% |
学部 :74.1% 大学院:85.7% |
学部:79.5% 大学院:89.3% |
(8)ALに関するFD研修会の開催
ALに関するFD研修会を開催した。このことにより、AL授業の指導方法?教材の開発に対する理解や、推進?拡充に寄与した。
年度 | 2016(平成28) | 2017(平成29) | 2018(平成30) | 2019(平成31) | 2020(令和2) | 2021(令和3) | ||||||
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FD研修会 開催数 |
3回 | 5回 | 5回 | 3回 | 3回 | 2回 | ||||||
教員率 | 34% | 45% | 51% | 33% | 59% | 32% |
成果物
アクティブ?ラーニングを導入した新たな学習指導方法の開発 プロジェクト活動報告書
概要(ポンチ絵)
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記念事業
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未来基金?クラウドファンディング等
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広報誌?刊行物等
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