活動報告
令和5年度活動報告
未来基金を原資とした学生支援について
学生表彰受賞学生への報奨金
愛知教育大学学生表彰規程に基づき,課外活動において特に顕著な成績を挙げた学生へ報奨金を支給しています。
- 「第2回全日本学生フルコンタクト空手道選手権大会1部女子軽量級」において,優勝した学生に対し,報奨金を贈呈しました。
愛知教育大学奨学金ひらく
本学独自の返還不要な奨学金です。
- 学資支援奨学金(授業料免除を申請している者で,家計基準の全額免除適格者のうち授業料免除が受けられなかった者に対する奨学金)
- 緊急支援奨学金(特別な事情により家計が急変し,修学が困難になった者に対する奨学金)があります。
- 1.学資支援奨学金として,10名に対し奨学金を支給しました。
- 2.緊急支援奨学金として,3名に対し奨学金を支給しました。
国際交流推進支援事業
交流協定大学からの外国人留学生等の受け入れ事業や,交流協定大学への本学学生の留学支援事業などへ支援を行っています。
- 留学支援事業として,25名に対し奨学金を支給しました。
- 留学生?研究者受け入れ事業として,46名に対し,奨学金を支給しました。
支援を受けた学生から感謝の声
奨学金ひらく
父が昨年の7月に他界しました。今後どう前向きに生きていこうか不安でいっぱいのとき,ひらくのご支援をいただきました。皆様が背中を押してくださっているようで,経済的,精神的に大変支えになりました。ありがとうございます。
皆様の温かいお気持ちと,生前,教師になることを心待ちにしていた父の姿を胸に頑張ります。
(緊急支援奨学金受給学生)
海外留学支援
この度は派遣留学へのご支援を賜り,誠にありがとうございました。留学を検討している際,金銭面が大きなハードルでした。未来基金の存在が留学への挑戦を後押ししてくれました。留学開始時には既に円安が進んでいたため,奨学金のおかげで負担の少ない留学ができたと思います。
台湾留学はとても濃く充実したものでした。師範大学には常に100人以上の交換留学生が在籍し,色々な国の友達を作ることができました。常に中国語を話す環境にいたことで,語学力は飛躍的に向上したと思います。友達作りのために入った柔道部では,最終的に全国大会で個人3位に入ることができました。
大学入学と同時に新型コロナウイルスが流行し始め,大学生活は思うように楽しめていませんでしたが,この留学は自分の人生の宝物になったと思います。
(初等教育教員養成課程 4年生学生 国立台湾師範大学へ留学)
留学生?研究者受け入れ事業
私はインドネシアからの交換留学生です。奨学金を得ることができたので,日本に留学するという私の大きな夢のひとつが叶いました。この度は,愛知教育大学未来基金奨学金の支援をしていただき,誠にありがとうございました。6か月間(2023年4月~2023年9月)未来基金奨学金の受給者として選ばれ,大変光栄に思っています。そのおかげで,愛知教育大学での勉強を楽しむことができ,経済的にもとても助かりました。ありがとうございました。
愛知教育大学でチャレンジをするために,別の日本語教育の授業を受けました。ここでは教育?文化や社会生活など,多くのことを学ぶことができました。奨学金での支援をいただくことができたおかげで,食事?寮費?保険料や移動のための交通費などを奨学金で賄うことができました。そして,日本での留学の生活がどんどんうまくいきました。
最後になりましたが,ご支援してくださったすべての方々に心から感謝いたします。本当にありがとうございました。
(国立スラバヤ大学からの交換留学生)
学生表彰当該学生への報奨金支援事業
第2回全日本学生フルコンタクト空手道選手権大会Ⅰ部女子軽量級 優勝
この度は未来基金からのご支援をいただき誠にありがとうございました。
全日本学生フルコンタクト空手道選手権大会(通称:インカレ)で,第1回大会?第2回大会どちらも勝ち抜くことができ,2連覇できたことを嬉しく思います。これも,普段から指導してくださる先生方,一緒に稽古をしてくれる仲間たち,支えてくれる家族,応援してくださる方々のおかげであり,感謝で胸がいっぱいです。
4年生も文武両道を胸に,空手道も学生生活も励んでいきたいと思います。
(学校教員養成課程 義務教育専攻 4年生学生)
令和5年度事業収支の状況
受入の部 | 金額(千円) | 支出の部 | 金額(千円) |
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前年度繰越高 | 79,230 | ①学生表彰該当学生への報奨金 | 30 |
受入額 | 24,049 | ②愛知教育大学奨学金ひらく | 1,300 |
<内訳> | ③留学生?研究者受け入れ | 1,750 | |
?教育研究基金(136件) | 5,869 | ④本学学生の留学支援 | 450 |
?AUE修学支援基金(384件) | 8,511 | ⑤海外学校体験 | 1,170 |
?創基150周年記念事業寄附(106件) | 9,669 | ⑥国際交流推進 | 880 |
⑦多文化体験活動 | 190 | ||
⑧視覚障がい児教育研究 | 506 | ||
⑨創基150周年記念事業 | 11,058 | ||
⑩職員表彰 | 26 | ||
?附属学校教員の大学院学費補助 | 200 | ||
?銘板?事務費ほか | 1,242 | ||
<小計> | 18,802 | ||
次年度へ繰越 | 84,477 | ||
計 | 103,279 | 計 | 103,279 |