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「国立大学法人愛知教育大学に関する平成23年度予算案の報告について」を掲載しました。
国立大学法人愛知教育大学に関する平成23年度予算案の報告について
パブリックコメント等でご協力いただいた学生?保護者?付属学校関係等関係者の方々、本学をご支援いただいているすべての皆様、平成23年度予算原案が12月24日の閣議で承認され、同日、本法人にも文部科学省から予算原案が示されました。
来年度予算を巡っては、6月に財政運営戦略が閣議決定され、その中で中期財政フレームの枠組みで各省庁一律10%削減と「元気な日本復活特別枠」による配分という仕組みが定められました。こうした事態を受けて、国民の皆様に国立大学協会を挙げて、国立大学運営費交付金の削減撤回と国立大学が我が国の高等教育で果たすべき役割についてご理解いただくよう努めてまいりました。
その中で、愛知教育大学は「教員養成を主軸に教養教育を重視する大学」として、教員養成をはじめとする人材養成の重要性を訴え、来年度予算での運営費交付金の減額の撤回と増額をお願いしてまいりました。とりわけ、不況による打撃の中で、授業料免除申請者や奨学金受給者が、本学でも大幅に増加しているなどの実態を踏まえ、教育の機会均等を保障していく上で、「元気な日本復活」要望枠での授業料免除枠の復活と増額の予算措置が欠かせないことをパブリックコメントなどを通じて強くお願いしてまいりました。
文部科学省から示された予算原案の特徴は以下のようであります。特に、授業料免除要望枠254億円に対し、225億円が措置され、免除率も6.3%から7.3%(学部?修士課程学生)に拡大措置されました。このことは、まさに英断であり感謝に堪えません(詳しくは、添付の資料(PDF)を参照ください)。
- 国立大学法人全体
運営費交付金 1兆1,528億円(前年度▲58億円、0.5%減)
内 一般 9,321億円(前年度▲50億円)
特別 944億円(前年度+71億円)
特殊 1,112億円(前年度▲42億円)
附属病院 151億円(前年度▲36億円) - 愛知教育大学
運営費交付金 50.85億円(前年度▲1.20億円、2.3%減)
内 一般 44.00億円(前年度▲0.38億円、0.86%減)???基盤的経費
特別 1.75億円(前年度▲0.80億円)????????????競争的経費
特殊 5.10億円(前年度▲0.03億円)
残念ながら、本学は平均以上の減額ですが、それでも減額が昨年度並みであったことは、ひとえに関係者の皆様方のご努力?ご尽力のたまものと御礼申し上げ、引き続き本学に対する一層のご支援をお願いし、報告させていただきます。
2010年12月28日
国立大学法人愛知教育大学
学長 松田 正久
カテゴリ:ニュース|掲載日:2010年12月28日
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