「喫煙防止に関する学長宣言について」を掲載しました。

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学長宣言

愛知教育大学は2011年度からのキャンパス内全面禁煙を実施します。


2010年11月24日
愛知教育大学長
松田 正久

1.本学における禁煙対策と喫煙の現状

 本学では,受動喫煙防止の観点から,井ヶ谷キャンパスにおいては建物内全面禁煙とし,建物外には11カ所の喫煙指定場所を定めています。
 2009年度の調査によれば,4,059人から回答のあった学生の喫煙率は,学部1年生男性0.2%?女性0.0%,同2年生男性2.9%?女性0.4%,同3年生男性11.2%?女性1.5%,同4年生及び過年生男性15.1%?女性1.6%,大学院生及びその他男性13.1%?女性0.6%となっています。学年があがるにつれて喫煙率は上昇しており,特に成人となる2年生から3年生にかけて男女とも喫煙者が約4倍に増えています。
 職員定期一般健康診断での喫煙率調査(人間ドック受診者を除く)による喫煙率は,男性15.4%?女性3.5%でした。全国の男性全年齢の喫煙率は36.8%(2008年度調査)ですから,全国平均を下回っていますが,学生と同率の喫煙率になっています。

2.学長としての考え方

 学長としては,本学での4年間で,若い学生の方々が,喫煙の習慣を身につけることに対し,深い危惧の念を抱いています。非喫煙者であった学生諸君が,卒業時に喫煙者になって卒業していくことを防止し,何としても,喫煙率を下げることが,高等教育機関としての責務であると感じています。このような思いから,「キャンパス内全面禁煙学長宣言」を出すことにいたしました。
 多くの大学がキャンパス内全面禁煙に向けて踏み出す中で,本学も禁煙に向けた取り組みが急務だと思います。
 このため,学長としては,役員部局長会議で協議した結果,「大学として禁煙を推進する」ことをさらに明確にするために,2011年度から「キャンパス内全面禁煙の実施」を宣言いたします。そのためには,喫煙者を減らし新たな喫煙者を生まないようにすることが大事だと考えます。すでに本学の安全衛生委員会で協議した上で,保健環境センターが中心となって,禁煙化に向けたサポートをしていくことにしています。


カテゴリ:ニュース|掲載日:2010年11月24日

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