2024年10月8日 岐阜市教育委員会と相互連携に関する協定を締結しました。
2024年10月22日
10月8日(火)、岐阜市役所教育長室にて、本学と岐阜市教育委員会は相互連携に関する協定を締結しました。この協定は、子どもの健やかな成長、教職員の資質?能力の向上および学生の実践力育成等において、本学と岐阜市教育委員会が相互に協力し、学校教育の発展と人材の育成に寄与することを目的としています。本学では昨年度より、広域拠点型教員養成大学として、愛知県外の自治体?教育委員会との連携を進めていますが、愛知県外において県庁所在地のある都市の教育委員会との連携協定締結は、岐阜市が初となります。
締結式では岐阜市教育委員会の水川和彦教育長より「愛知教育大学は教員養成大学のリーダー。岐阜市はこれまでもさまざまな大学から力添えいただいており、学校教員の努力でそれらを吸収することで、小学校?中学校は高い学力を示している。その輪を隣県へ広げ、愛知教育大学の知見を取り入れていきたい。特に愛知教育大学は今後の学習指導要領の中心となる探究活動に知見があり、期待をしている」とごあいさついただきました。
本学と岐阜市教育委員会は、今後、現職教員研修のための講師派遣および本学学生の実践力向上のための学校体験活動の受け入れを進めていくこととなります。締結式後、報道関係者からの質問を受け、本学の野田敦敬学長は「岐阜市は研修校という独自のシステムを持っており、本学附属学校との交流も考えられるし、小規模校の教育なども参考になる。学校現場に入ることは大学教員にとっても大きな学びとなる。また、学生には自身の地元の教員になってほしいと考えている。授業を行う教育実習とは異なり、学校体験活動は学校の良さを肌で感じ、子どもとふれあい、理解していく活動。岐阜出身の学生は岐阜の教育の良さを感じ、岐阜の教員になってほしい」と話しました。
今後、この協定を機会として相互の知見を取り入れながら、引き続き地域の教育に尽力してまいります。
(地域連携課長 古田紀子)