2024年6月11日 本学学生が豊田高校の高大連携進路探究の講師を務めました。
2024年06月19日
6月11日(火)、愛知県立豊田高等学校からの依頼で、学校教員養成課程義務教育専攻学校教育科学専修4年の学生2人が、高校3年生の進路探究授業に講師として参加しました。この取り組みは、複数の大学の現役大学生を講師として招き、希望する学問を専攻する大学生から進路選択のきっかけや大学での学びについて直接話を聞くことで意欲を高めるためるためのもので、2021年から行われています。昨年度の講座に参加した高校生のうちの4人はこの4月から本学へ進学するなど、この講座をきっかけに豊田高校からの進学者増加にも一役買っています。
講師を務めた竹内晴輝さんは昨年度も参加していることもあり、一風変わった面白い授業の話、アルバイトに関するクイズなど高校生の興味を引くようにテンポよく語りかけ、明るい雰囲気で進行しました。
一方、齊藤柚さんは、授業を紹介する動画や教員を目指した中学校当時に恩師と撮った写真を含んだ入念なパワーポイント資料を準備し、高校時代の勉強方法や大学選択など、高校生の今の疑問に真摯に答えました。「今しか頑張れないことがある。自分で決めたことに後悔しない。好きなことを大切に。自分なりに生き抜く力を! 」とエールを送りました。
講座では自身の経験や大学での学びについて紹介した後に、「今はまだ具体に学びたい学部や進学する大学について迷っている高校生もいるかと思う。やりたいことが分からないと思ったときに、自分を見つめる時間や自分を知ることが将来の夢を考えるきっかけとなるかもしれない」と、自分を表す言葉やその言葉の説明、象徴するエピソードを考えるワークを行いました。
今回、2人の大学生は教育実習と教員採用試験の合間にもかかわらず、非常に素敵な先輩の姿を高校生に披露していただきました。将来のために、今何をすべきか、キャリア教育を専攻する4年生として高校の期待に大いに応えることができ、様子を見守っていた高校の先生からも非常に高い評価をいただきました。
(地域連携課 地域連携係 係長 松本典江)