2024年6月2日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で「すはら池いきものさがし隊」を開催!
2024年06月12日
6月2日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で、「すはら池いきものさがし隊」を開催し、小学生19人とその保護者が参加しました。
本プログラムは、2024年3月に本学理科教育講座の澤正実特別教授が生き物図鑑「かわいいなかま⑤ あいきょう大?すはら池でいきものをさがそう」を出版し、近隣小学校の小学生に寄贈したことをきっかけに、澤特別教授が同図鑑の活用方法を案内しながら実際に洲原公園を散策して生き物の見つけ方や解説をするものです。
当日はあいにくの天気だったため、参加者はまず自然科学棟の教室に入り、野田敦敬学長から開会のあいさつを聞きました。次に澤特別教授から図鑑の使い方について説明があり、図鑑に掲載されている生き物について解説を加えながら「見たことがあるか」「名前を聞いたことがあるか」に分類するワークショップを行いました。
その後天気が回復したため、みんなで洲原公園に繰り出しました。道の途中で壁にへばりついているカタツムリを見つけてお父さんにとってほしいとねだる子がいたり、池の中にいたヨシノボリの仲間をつかまえて、澤特別教授に「この生き物の名前は何ですか?」と聞いている子もいました。公園から大学に戻る際には、トイレに幾つもの巣を作っているツバメや水門の近くで気持ちよく泳いでいるカメの様子を見ながら、雨上がりの休日の一時を楽しんで帰ってきました。
子どもたちからは「カムルチーが見たかった」「お父さんやお母さんとまた一緒に来たい」、保護者からは「いつも来ている公園ですが、生き物の名前をはじめて知りました」といった感想をいただきました。参加者には、洲原公園やその近隣の豊かな自然を身近に感じることで、生き物への関心を高めるだけでなく、郷土に対する愛情を育む非常に有意義な機会となりました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 室長 稲垣 匡人)