2024年4月20日 たのしいものづくり教室「木でつくる身近なものづくり」を開催
2024年05月08日
毎年、本学では科学?ものづくり教育推進センターの活動の一環として、本学技術教育講座が小学生?中学生を対象に楽しく、分かりやすく、ものづくりの技術を指導する「たのしいものづくり教室」を開催しています。4月20日(土)には今年度の初回となる磯部征尊准教授の「木でつくる身近なものづくり」を開催し、小学校1年生から中学校2年生まで、定員いっぱいとなる15人とその保護者が参加しました。
参加した子どもたちは「写真立て」「貯金箱」「円形木琴」の中から、自分の作りたいものを選んで材料を受け取り、作品ごとに分かれて作業台に向かいました。最初に玄翁(げんのう※)を使う際の注意事項の説明を受けると、早速作業開始です。トントン、カンカンとあちらこちらで良い音が響き、子どもたちは一生懸命に釘を打ちました。
それぞれの作業台には、磯部ゼミの井深寛太さん(学校教員養成課程 義務教育専攻 ものづくり?技術専修 4年)、岡田直樹さん(同4年)、芝波田一也さん(同4年)、岡田楓梨さん(同3年)がサポートにつきました。学生たちは作成手順を教えたり、釘を打ちやすいように介添えしたり、まっすぐに入らなかった釘を抜いたりと、子どもたちの製作を支援しました。釘がまっすぐ入らず苦戦する子どももいましたが、学生や保護者の支援のもと、最後は素敵な作品を作りあげました。
アンケートでは「釘を打つのは難しかったけど楽しかった」「また参加してみたい」といった感想が見られ、子どもたちにとって楽しい体験となりました。また子どもたちをサポートした学生からも「苦戦している子どもの支援をすることは自分たちの経験にもなります」という感想が聞かれ、学生にとっても「たのしいものづくり教室」となりました。
※玄翁(げんのう)???片方の面は平面で、もう片方の面には少しふくらみがある金槌
(地域連携課 課長 古田紀子)