2023年10月20日 広報SD研修「これからの大学広報に求められること」を開催しました。
2023年10月30日
10月20日(金)に広報委員会主催で、広報SD研修「これからの大学広報に求められること」を開催しました。この研修は大学の構成員である教職員、学生一人ひとりが広報担当者としての意識を醸成するための研修として、講師に(株)中日新聞社管理局長で本学経営協議会委員の田畑豊氏をお迎えし、約50人の教職員が参加しました。
新津勝二理事(総務?財務担当)の進行の下、最初に野田敦敬学長から温かい歓迎のあいさつがあり、田畑氏にお越しいただいたことへの深い感謝の意を表しました。
その後、田畑氏の講演がスタートし、近隣他大学の記事データベースでの新聞掲載状況も踏まえ、メディアを積極的に活用し、ブランド力向上のために日頃から種まきを行っておくことの重要性を語られました。
また、広報担当者としての取り組みとして、自分が記者になったつもりで他部署の情報提供を待つだけでなく、積極的に学内を回って特ダネを発見すること、どうすれば反響のある情報発信ができるか脳から汗が出るほど考えること、大学がアピールしたい内容ではなく、受け手が欲しい情報を考えて提供することが重要であると述べられました。
本学のNews&TopicsやSNSについても触れ、長文や機械的な表現を避け、教育大学ならではの知識や興味深い裏話を含め、分かりやすく簡潔な情報を提供する必要性を示されました。
本学の取り組みや実情に合わせた具体的な改善点も話していただき、参加者は時折深く頷いていました。また、講演の後には参加者から積極的な質問も飛び交い、非常に有意義な講演となりました。
その後、新津理事から、本研修に至った経緯の話とともに、昨年度、若手教員による広報WGの取りまとめに尽力された保健体育講座の縄田亮太准教授が紹介され、縄田先生からは同WGの経緯、取り組み等について簡潔に話がありました。引き続き新津理事から、本年6月に設けられた若手教員?事務職員による「効果的な広報ツール活用プロジェクトチーム」の対応案の発表があり、その対応案に対して、田畑氏からフィードバックをいただき研修が終了しました。
研修会終了後は、会場を移して情報交換会が行われました。若手職員や役員が分け隔てなく、田畑氏を囲んで和やかな雰囲気に包まれながら、活発に意見交換が行われ、予定終了時刻を大幅に上回るほどに盛り上がりました。
今後、この貴重な研修会で得た知識とアドバイスをもとに、教職員や学生一人ひとりが広報担当者として情報を効果的に発信し、大学のブランド力を高めていくことが期待されます。
(広報課 広報?渉外係 向井健人)