2023年10月5日 「SDGs AICHI EXPO 2023」に本学AUEパートナーシップ団体「学生団体SAGA(サーガ)」が出展
2023年10月19日
10月5日(木)愛知県国際展示場で行われた「SDGs AICHI EXPO2023」に本学AUEパートナーシップ団体「学生団体SAGA(サーガ)」が出展しました。本イベントはSDGsを県内全域へ普及?浸透させることを目的に、今回で第4回目の開催を迎えました。当日は「多様な力で実現するサステナブルな未来」のテーマに基づき、一般企業、学校や公的機関など120団体が特徴のあるブースで普段の活動を存分にアピールし、大いに盛り上がりました。
SAGAは、生態系ピラミッドから、生き物同士のつながりについて学ぶことができる「生態系8並べ」や、絵札と読み札を対応させSDGsについて楽しみながら理解することができる「SDGsカルタ」、自然界の仕組みから学んだことを技術開発に生かしている事例を学ぶことができる「バイオミミクリー?トランプ」など、独自に作成したさまざまなSDGsに関する教材を出展しました。SAGA代表の市川佳依さん(初等教育教員養成課程 理科選修 4年)は「SDGsという一見難しいと感じてしまうものを、視覚的に楽しく学ぶことができるように工夫している」と述べ、教材を紹介しました。
また、SDGs AICHI EXPOはさまざまな主体の取り組みを知り、SDGs推進の新たなパートナーシップを構築することも目的とされています。そこで、私たちがEXPOを見て回る中で、特に印象的だった団体をご紹介します。
企業からの出展では、(株)セブン-イレブン?ジャパンのブースが印象的でした。スムージーはフードロスの低減にも効果的な商品で、従来では色や形状の問題で廃棄になっていた野菜や果物をピューレ状にして使用することで、食べ物を大切に扱う取り組みや、店舗の前にペットボトル回収機を設置し、回収したペットボトルを再利用して、もう一度ペットボトルに再生する「ボトル to ボトル」という取り組みを行っているなど、身近なところでSDGsに関する興味深い内容を学ぶことができました。
公的機関からの出展では、本学と相互連携協定を締結し、SDGs未来都市にも選定されている知立市が印象に残りました。ブースでは知立市の取り組みを紹介するクイズに挑戦した人に知立市のSDGs普及啓発物品を配布しており、物品には友好都市提携を結んでいる長野県伊那市の間伐材で作成したSDGsピンバッジなどがありました。知立市ではこのようなクイズや普及啓発物品の配布を通して、SDGsの意義を幅広く周知する活動も行っているとのことです。
人類は貧困や気候変動などさまざまな課題に直面していますが、一人ひとりが意識して生活することで解決できる問題があり、日々の生活も見直す機会になりました。
(教育支援専門職養成課程 教育ガバナンスコース 3年(地域連携課インターシップ生)波多野圭汰/荒木奏音)