2023年9月14日 岐阜県北方町と教育分野における連携協定を締結しました。
2023年09月26日
本学と北方町(岐阜県本巣郡)は、子どもの健やかな成長、教職員の資質?能力の向上および学生の実践力育成等において、大学と町が相互に協力し、学校教育の発展と人材の育成に寄与することを目的に、教育分野における連携協定を締結することとなり、9月14日(木)、北方町庁にて締結式を行いました。本学が県外の自治体と連携協定を結ぶのは今回が初めてであり、町が県外の大学と連携協定を結ぶのも今回が初めてとなります。
北方町は愛知県に近い岐阜県南西部に位置する町で、町では平成29年に教育力の向上と学校運営の効率化を目指した学校の再編方針である「北方学園構想」を発表して以来、有識者や地域住民との検討を重ねながら計画を進め、今年度4月に義務教育学校である「北学園」「南学園」、幼保連携型認定こども園である「こども園」を開校?開園し、0歳からの15年間を通した「幼保小中一貫教育」をスタートさせています。
締結式では北方町の戸部哲哉町長より「愛知教育大学は幼児から高等学校の教員、そして心理など幅広い分野をカバーしていることから、ノウハウを教授してもらいたい。また学園を教育のフィールドとして使ってほしい」とごあいさつをいただきました。また、本学の野田敦敬学長は「乳児から9年生(中学3年生)までが通う北学園を見せていただいたが、木造りで温かみのある校舎だった。15年間一貫教育という他にない教育体制の充実?発展に向けて、共同研究できることをうれしく思う」と話しました。式は終始和やかに進み、杉浦慶一郎理事(連携?附属学校担当)による協定の概要説明の後、町長と学長が互いに協定書に署名を行い、協定を締結しました。
今後、北方町と本学は、それぞれが持つ特色を生かして、15年間一貫教育の共同研究、学生の教育体験、教員研修等を中心に相互協力を進めていく予定です。
(地域連携課 課長 古田紀子)