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夏休みに「第5回親子プログラミング教室」を開催!

2023年09月06日

8月5日(土)、愛知教育大学と丸善雄松堂(株)および豊田市における「商業街づくり推進事業者」である豊田まちづくり株式会社は、T-FACE(豊田市駅西口)において「第5回親子プログラミング教室」を開催しました。夏休み中に開催されたこのイベントは、模造紙に作品を残すことを目指して、午前、午後の部に合計14組の親子が参加しました。

最初に、新津勝二理事?副学長によるあいさつと趣旨説明が行われ、愛知教育大学の紹介の後、本イベントは、未来共創プランの戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」による出前授業であること、そして、子どもキャンパスプロジェクトは令和4年度の実績で3,000人を超える参加者があり、子どもたちのさまざまな体験活動を企画する本学の学生にとっても「教職の魅力」を感じることができるなどの効果があることについて説明がありました。

次に、教職キャリアセンター中池竜一准教授によるミニ講演が行われ、保護者に対して「小学校プログラミング教育導入のねらい」を中心とした説明を、子どもたちに対しては「今日はたくさん失敗してください。失敗することを楽しみながら作品を作ってください」とそれぞれ分かりやすい説明がありました。

子どもキャンパスの説明をする新津勝二理事?副学長子どもキャンパスの説明をする新津勝二理事?副学長

講演を行う中池竜一准教授講演を行う中池竜一准教授

その後、参加者はロボットを使った作図方法の説明を受け、約70分間、直線の長さや曲線の角度?動作時間などを親子で話し合い、下絵をもとにしたオリジナルの図柄作りを楽しみました。それぞれの親子が試行錯誤しながら作成した図柄は、その場で会場のスクリーンに映し出され、子どもたちからは、難しかった点や工夫した点などの感想が発表されました。

5回目となる本イベントは、4名の学生ICT支援員のサポートを受けながら、親子の絆をより深める機会にもなったようです。

【参加した子どもたちの感想】

〇いろいろ考えたけどやっとできてうれしかった。
〇ロボットを使っていろいろな絵が描くことができたので楽しかった。
〇プログラミングをやったことはあるけどロボットを動かすのは初めてだった。
〇刀の先をうまく描くのが難しかった。
〇最初は上手くいかなかったけど何回も試してできるようになってうれしかったです。
〇信号機のまるの部分が難しかったので楽しかったです。

【学生ICT支援員の感想】

●今回のイベントで私は5回目となりますが参加される子どもたちが多種多様な考えや行動をするなと改めて感じました。中には飽きを感じる子どももいるのでそれぞれの子どもにあった教え方をしていきたいと思いました。
(学校教員養成課程 義務教育専攻 ICT活用支援専修 3年 河野 健さん)

●今回のイベントでも、子どもたちの多感な感受性からくる見事な発想に驚かされました。特に驚いたのは、星型の枠線だけを描こうとした子どもで、一筆書きの星型でさえ角度の調整が面倒なのですが、それを枠線だけで描いてしまう根気には驚嘆しました。
(学校教員養成課程 義務教育専攻 ICT活用支援専修 3年 金乙 敦也さん)

●今回は初めての参加でしたが、皆さんのおかげで楽しく一日を過ごすことができました。参加した子どもたちの自主性やこんな絵を描きたい!という柔軟なアイデアや目を輝かせながらロボットを使う姿に私が元気をもらいつつ、子どもたちが自分で考えた絵のプログラミングを1時間で完成させる教え方の難しさも同時に知りました。
(教育支援専門職養成課程 教育ガバナンスコース 2年 細川 祥吾さん)

●決められた動きを使っているのに自由に想像した絵がしっかり具現化できる事に驚きました。また子どもたちの具現化のお手伝いをする中で、理解してもらうことの難しさを知り、成功したときの嬉しさや上手くいかなかった時のもどかしさを共有することができて、とても良い経験になりました。
(学校教員養成課程 義務教育専攻 音楽専修 1年 鎌田 唯花さん)

助言する学生ICT支援員助言する学生ICT支援員

大学生の模範作品大学生の模範作品

(理事?副学長 新津勝二)

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