2023年8月19日 本学プロジェクトの一環で、高校生がメディア関係者らと協同して教材づくりに挑戦
2023年08月31日
8月19日(土)に「フェイクニュース時代のメディア情報リテラシー育成プロジェクト~学びの方法とコンテンツ(教材)を協同して創る~」を東京都丸の内の三菱ビルにある株式会社ユーザーベースセミナールームで開催しました。
このイベントは、三菱みらい育成財団の「教育事業者等が行うより先進的、特徴的、効果的な『心のエンジンを駆動させるプログラム』」の助成を受けた本学の「フェイクニュース時代のメディア情報リテラシーを育成する産?学?高校生協同プログラム」の一環で行ったものです。
なお、このイベントは愛知教育大学と、メディアリテラシー実践などに取り組むインターネットメディア協会(JIMA)の共催で、今回初めて実現できました。また、本学の土屋武志特別教授が委員長を務める日本NIE学会企画委員会の協力もありました。
イベントでは、元TBSアナウンサーの下村健一氏によるメディア情報リテラシーに関するオープニングスピーチが行われた後、全国9校から集まった高校生17人、メディア関係者9人、学校関係者19人が、立場や年齢を超えて学ぶオープンイノベーションの場で対話し、中高生世代に必要なフェイクニュース時代のメディア情報リテラシーを育成するための教材づくりをしました。メディア関係者としては、新聞社や日本ファクトチェックセンター、株式会社ジェイ?キャスト等、多様なメンバーが参加しました。愛知県からは、名城大学附属高等学校の澁谷晃平教諭と、高校生の松本紗奈さんが参加しました。
今後、このキックオフイベントを経て、参加した高校生たちが教材をつくり、実践して、3月にその報告会が行われる予定です。
(教職大学院 教育実践高度化専攻 教科指導重点コース/プロジェクトスタッフ 中村 賢治)