2023年8月2日 中部学院大学と教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました。
2023年08月10日
8月2日(水)、本部棟第三会議室において、本学と中部学院大学との教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました。協定の締結式には、本学からは、野田敦敬学長および4人の理事が出席し、中部学院大学からは、江馬諭学長はじめ大学関係者3人が出席しました。
この協定の目的は、「本学大学院への受験?入学を希望し中部学院大学に在籍する教員を志す学生を対象として、本学大学院教育学研究科専門職学位課程(教職大学院)において、教育実践力を備えた高度専門職業人としての教員の養成を行うこと」です。今までに同様の協定を椙山女学園大学、愛知東邦大学、鈴鹿大学、愛知淑徳大学、愛知大学、岡崎女子大学、南山大学、中京大学、東海学園大学と締結しており、岐阜県内の大学との連携協定は今回が初めての締結であり、中部学院大学は10番目の協定締結校となります。
これまでも中部学院大学から教職大学院に進学する学生はいましたが、今回の協定締結により、本学の教職大学院へ進学を希望する中部学院大学の卒業見込みの学生は、特別選抜(推薦入試)を経て入学することができ、また、中部学院大学の学生は、教職大学院の行事や取り組みなどに参加することができるようになります。
締結式では、本学野地恒有理事(教育?学生担当)?副学長から、協定締結の経緯や趣旨、協定などの概要説明があり、その後、両大学の学長による協定書および覚書への署名が行われました。
署名後、本学の野田学長からは「小学校教員採用試験の倍率が昨年度全国平均で過去最低の2.5倍となっています。そんな状況下であるからこそ、教員養成自体を高度化していく必要性を強く感じています。この協定により中部学院大学に入学し、教員免許を取得後、本学教職大学院に進学し、正に高度な教員になっていく実績を積み重ねていくことを願っています。さまざまな意味で本日がスタートラインであると考えています。今後は、このご縁をもとに、教職大学院に限らず、学部教育でも連携を深めていくことを期待しています」とのあいさつがありました。中部学院大学の江馬学長からは「中部学院大学では、近年、教員を志す学生が増えており、これまでにも本学を卒業後、愛知教育大学を含め、教職大学院に進学する学生も出てきました。今回の連携協定締結により、本学の学生にとって、愛知教育大学のご指導を仰ぎながら岐阜県内の教員養成に引き続き力を入れていきたいと思います」との話があり、締結式を終えました。
(総務課 副課長 浅岡明美)