2023年5月9日 防災教育優秀賞受賞!愛知県刈谷市井ケ谷町内会の皆様が野田学長に受賞報告。
2023年05月19日
2022年度に愛知教育大学で実施された町内防災運動会を中心とする井ケ谷町内会の活動が内閣府の事業である「防災教育チャレンジプラン」の防災教育優秀賞を2月11日(土)に受賞し、5月9日(火)に早川輝地区長をはじめとする井ケ谷町内会の皆様が来学して野田敦敬学長に受賞報告を行いました。
本学が所在する井ケ谷町では、学生とかかわりながら防災意識を育てていこうと、町内会体育部を中心に2020年度より防災教育チャレンジプラン「教員養成?学の学?を育てる防災教育年間プログラムの開発 ―町内防災運動会をとおした『地域発』の学び―」を実践してきました。本学学生団体「かきつばたの民」と連携した運動会の防災競技の開発や、大学キャンパスを会場とした新春ウォーキングなどの活動を実施しました。メインとなる防災運動会はコロナ禍でなかなか実施できませんでしたが、採択から3年となる昨年度に災害時の指定避難所である愛知教育大学グラウンドで開催することができました。運動会では学生がドローンで空撮して配信を行いました。
報告は元本学教員の生嶌亜樹子先生から行われ、生嶌先生は「愛教大があることで町内に学びの雰囲気があります。井ケ谷では普通のことが全国的にみると素晴らしいことで、多くの方に助けてもらいながら受賞に至ることができました」と話しました。
報告を聞いた野田学長は「受賞おめでとうございます。本学は今年創基150周年となりますが、刈谷市に移転して53年目であり、3分の1以上の間この地に大学があったことになります。学生にも愛着をもってもらいたいと思います。コロナ禍で厳しい時に応募して苦労されたと思いますが昨年度運動会を実施することができました。協力したかきつばたの民の皆もこれからも頑張ってほしい」と述べました。
報告の後は今年度実施予定の防災運動会や、大学や井ケ谷で実施されるイベントの話題で歓談しました。「子どもの声が聞こえるキャンパス、地域から頼られる大学」を目指す野田学長のもと、これからも本学はますます地域と協働して進んでいきます。
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(地域連携課長 古田紀子)