2023年2月8日 未来共創プラン戦略7「教科横断探究プロジェクト」で全学FD「次代を見据えた魅力ある教員養成プログラムの共創」を開催
2023年02月21日
2月8日(水)、愛知教育大学未来共創プラン戦略7「教科横断探究プロジェクト」の取り組みとして、教育研究創成センターFD開発部門との共催で、全学FD「次代を見据えた魅力ある教員養成プログラムの共創」を本学次世代教育イノベーション棟で開催しました。本学教職員および学生合わせて36人が参加しました。
戦略7「教科横断探究プロジェクト」では、2021年3月に策定された「愛知教育大学未来共創プラン」の一環として、教科等横断し、協働的に学び合う次世代型プログラムを開発するとともに、教育効果を客観的に検証する評価システムを構築し、学生の資質向上や大学の授業改善につなげることを目指しています。
はじめに野田敦敬学長から開会のあいさつが述べられた後、西尾市立佐久島しおさい学校?主幹教諭の江口慎一先生から、「佐久島モデル」の紹介と学級担任として携わった「電気との付き合い方について多面的に考える子どもの育成」について基調提案をいただきました。
次に、学校教育講座竹川慎哉准教授から山梨学院小学校の実践事例、同講座藤本奈美講師から東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践事例、保健体育講座縄田亮太准教授から福山市立常石ともに学園の実践事例について調査報告があり、質疑応答が行われました。
その後、参加者はグループに分かれ、教職を目指す大学生段階で育てるべき資質?能力(教員養成プログラム)についてディスカッションするワークショップを行いました。「これからの教員には多様な価値観を受け入れる心が求められる」や「理論と実践を往還できる力が重要ではないか」「好奇心をもって探究する力も必要だと思います」などの意見が挙げられ、最後に本プロジェクトのリーダーである保健体育講座上原三十三教授からの閉会のあいさつで本FDを締めくくりました。
フォーラム後のアンケートでは「学生だけでなく教員間でも話し合いができたことで、自分の中に新たな発見?課題を見出すきっかけとなった」「教科横断といっても自分が教員になったときに何をしたら良いのかイメージしづらいと思っていたが、江口先生の取り組みを聞いて1人の教員から変えられる部分が見えました」(一部抜粋)などの意見が寄せられました。
今後も教科等横断し、協働的に学び合う次世代型プログラムの開発に努めるとともに、学生の資質向上や大学の授業改善につなげることを目指してまいります。
(教務企画課 教育課程係長 後藤成美)