2023年1月27日 かがやけ☆あいちサスティナ研究所の学内成果発表会を行いました。
2023年02月03日
1月27日(金)、「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」に参加した学生による学内成果発表会を自然科学棟1階オープンラウンジで行いました。「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」は、未来のあいちの担い手となる大学生が、グローバルな視点を持って継続的にエコアクションを実施することができるよう、2015年に愛知県が始めた事業であり、SDGs未来都市として愛知県が選定されて以降、SDGs活動の推進として積極的に取り組まれています。大学生が研究員として、パートナー企業から提示された環境面での課題について解決策を企業側に提案し、その成果を広くPRします。
「チーム?コメダ」に参加した教育学部教育支援専門職心理コース1年の中易美月さん、「チーム?加藤建設」に参加した教育学部初等教育理科選修3年の吉岡恋さん、「チーム?サンゲツ」に参加した教育学部初等教育理科選修4年の伊吹明親さんの3人が発表しました。
中易さんは、「チーム?コメダ」の「お客様が心からくつろげる、サステナブルな店舗を企画せよ」の課題に対して、「地域資源に光を当てることで地域の活性化を促進する店舗」をタイトルに、人口減少の著しい地域の空き家を活用して、地元の食材?景色とコメダのくつろぎを武器に、観光やワーケーションで新しいコメダの価値を提案し、来店した多種多様なお客様との思わぬ交流も期待して、地域活性化を促す企画を発表しました。
吉岡さんは、「チーム?加藤建設」の「『建設業』×『自然』×『○○』豊かな自然を守るため、新たなアクションを創造せよ」の課題に対して、「『建設業』×『自然』×『静かなる革命』―自然環境保全が『当たり前』の建設業界に―」をタイトルに、建設現場で自然環境保全を『当たり前』にするため、多彩なゲストを迎える学生主体の交流イベントによって、建設業界のさまざまなポジションにおいて未来を担う環境人材を育み、創出する企画を発表しました。実際に行った交流イベントでは、建設の際に自然を守るべき事案が発生したと想定し、建設会社、行政などさまざまな立場からの視点でどのようなアクションができるかを考えました。
伊吹さんは、「チーム?サンゲツ」の「暮らしを彩り、サステナブルな未来のライフスタイルを促す企画を検討せよ」の課題に対して、「ビリビリンピック&エコフォトフレームづくり―サンゲツ見本帳を使ったリサイクルイベント―」をタイトルに、見本帳のリサイクル体験を楽しみながら行い、人々の暮らしとマインドをサステナブルに彩るイベントの企画を発表しました。実際に行ったイベントの動画も流し、来場者も楽しみながら参加し、賑わっている様子がうかがえました。
それぞれ個性的な発表が行われ、中にはすでに企業によって企画を実施した例もありました。最後は、地域連携センター長の大鹿聖公教授からイベントの総括がありました。次年度も、本事業は継続して実施されます。興味のある学生は、ぜひサスティナ研究所の研究員に参加してみてください。
(広報課 広報?渉外係 向井健人)