2022年11月8日から第1回「東京書籍デジタル教科書?教材の体験会」を開催中
2022年11月25日
11月8日(火)から、本学附属図書館グループ学習エリア「東京書籍 Edu Studio」の「デジタル教科書体験コーナー」にて、第1回「デジタル教科書?教材の体験会」を開催しています。体験会の開始から1週間で約30人の学生が参加し、学生ICT支援員の活動拠点である 「こらぼ」に学び直しに来るなど、デジタル教科書の活用に関心が高まっています。
GIGAスクール構想化における1人1台端末および高速通信ネットワークが整備され、教育現場においてはデジタル教科書?教材や授業支援ソフトの活用が進められ、教育実習や学校サポート活動等においてもデジタル教科書に触れる機会が確実に増えています。
このような中、文部科学省は小中学校用のデジタル教科書について、2024年から小学5年生~中学3年生の英語で先行導入し、その状況を踏まえて2025年度以降の算数?数学での導入を検討することを決定しました。
このため、本学ではデジタル教科書の特性や意義等について学び、考える機会を増やすことを目的として、学生ICT支援員によるサポートの下で、デジタル教科書?教材の体験会を実施しています。
体験した学生からは、「紙芝居のようにできるので小1の児童でも飽きずにできると思った【国語(小1)】」、「地理において映像が流れてその土地の特徴を掴むことはイメージがわきやすく分かりやすいと感じた【社会(中2】」、「ファイルを挿入できるようになっているのが便利だと思いました。動画を視聴できるようになっているのがいいと思いました【社会(小5)】」、「デジタル教科書の使い方を知っているだけで、授業の進め方や授業準備が大きく変わりそうだと感じた。教科書の内容を投影できるだけでなく、教科書内の情報の取捨選択や書き込み、関連動画を用いた授業内容の深掘りなどもできることが分かった」などの感想がありました。
サポートをした学生ICT支援員からは、「自分の復習にもなりました。教えなくてはならないという気持ちで、事前に少し使ってみたり資料を見てみたりして準備したので、とてもよい復習になりました」 という感想がありました。
また、11月17日(木)には、モンゴル国立教育大学の教員と学生16人がデジタル教科書コーナーを見学に訪れました。デジタル教科書の操作を説明することで、学生ICT支援員も国際交流の機会を持つことができ?対応した学生ICT支援員からは、英会話の必要性をひしひしと感じたという声が多く聞こえました。モンゴルの学生からは、デジタル教科書に刺激を受け、日本に留学したいとの声も聞かれました。短い時間でしたが、お互いに良い刺激になったようです。
デジタル教科書体験会は11月末まで開催しています。来月は12月1日(木)から12月23日(金)までの期間で開催を予定しています。詳しくは教職キャリアセンターWebサイトをご覧ください。
(教務企画課 教育高度化支援係)
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