2022年6月から9月にかけて「第4期中期目標?中期計画に係る研修会」を開催しました。
2022年10月05日
2022年3月に策定した第4期中期目標?中期計画の達成に向けて、学長のリーダーシップの下、全学体制で取り組む意識を醸成することを目的として研修会をFD?SDとして開催し、27の中期計画についての理解を深めた上で、具体策を検討しました。
本研修会は、講義形式とグループ討議形式から構成し、講義動画の視聴者数は、全教職員(附属学校教員を含む)の約8割に相当する合計438人に達し、グループ討議には、大学教職員の約7割に相当する合計232人の参加があり、全学的な取り組みとなりました。
講義形式の研修会は、6月からオンデマンドによる動画を視聴する形式で行い、「第4期中期目標?中期計画の制度、策定方針」、「国立大学法人法に基づく評価」の説明から始まり、各中期計画の具体的な内容について、学長、理事等から説明を行いました。この中で学長は、「第3期中期目標期間の法人評価での厳しい評価結果などを踏まえ、第4期中期目標期間は、大学一丸となって、2年がかりで構想した計画を着実に実施していく」と意気込みを述べられました。
グループ討議形式の研修会は、本学が独自に構成した5つの分野毎に開催し、9月12日に「学務」、「研究」、14日に「未来共創」、22日に「業務?財務」、「社会貢献」について討議を行いました。グループ討議では、教職協働の観点から、教員と職員を可能な限り組み合せてグループを構成したことで、全学体制で取り組むことを意識し、さまざまな視点で討議することができる場となりました。
また、本研修会では、今後の取り組みに生かせるよう、Microsoft Teamsのファイルの共同編集機能を活用することで、参加者は時間内に効率的に成果物を作成してまとめました。
研修会終了後のアンケートでは、参加者から「他講座の先生方や事務職員の方と腰を据えてお話する機会になり、本学における課題に対する意識が高まり、視野が広がったように思います」「具体的な話し合いができてよかったです。その後、これがどう検討され、何が確定していくのかの道筋を知りたいです。このような話し合いは、主体的に課題に取り組むうえでとても大事だと感じました」などの感想が寄せられ、全学体制で取り組む意識の醸成に資する研修会とすることができました。
(企画課 副課長 近藤雄作)