2022年8月24日 「SDGs将来世代創造フォーラム2022」に参加しました。
2022年09月02日
8月24日(水)に名古屋市中小企業振興会館 吹上ホールでアサヒ飲料株式会社中部北陸支社主催の「SDGs将来世代創造フォーラム2022」に大鹿聖公地域連携センター長と本学学生、愛知教育大学附属高等学校サスティナ部が参加しました。本フォーラムは「我々の『つなげる力』で、世界を変える一歩を」をテーマに掲げ、産官学連携によるWell-beingな未来を考える場の創出を目的に、将来世代の育成と幸福な未来社会の実現に向けて開催されました。 当日は、自治体、企業、学校など約50の団体がブースを出展し、本学と附属高等学校サスティナ部も出展しました。また、ステージ会場では、講演やパネルディスカッション、学生?生徒による弁論大会がありました。 本学のブースでは、学生団体SAGAが小学生から大人まで幅広い世代の方々にわかりやすくSDGsを理解してもらえるようなかるたやトランプなどの教材を説明しました。また、資料提供や、SDGs普及のために行っているさまざまな活動についても紹介されました。 また、附属高等学校サスティナ部では、生徒が自分たちの行うSDGsに向けた取り組みの発表が紹介されました。
次に、ステージ会場では、大鹿地域連携センター長がパネルディスカッションに参加しました。ディスカッションには学校関係のほか、自治体、企業の方々がパネリストとして参加し、「産官学連携によるWell-beingな未来を考える」をテーマに議論しました。大鹿地域連携センター長からは「今現在、子どもたちの読解力の低さ、つまり、さまざまな諸問題についてどのように解決していくかを考える力の不十分さが課題であり、問題解決能力の向上がよりよい社会をつくっていくうえで必要な取り組みであると考える」など教育の観点からテーマに沿った話がなされました。
また、弁論大会には本学の初等教育教員養成課程 理科選修4年 上野光さんが参加しました。弁論テーマは「未来における地域共創社会とは」で、上野さんは「地域共創社会には人づくりが大切であると考え、地域に住む子どもたちがその地域にある諸問題を発見し、解決する能力を身につけていく、また、地域の人などさまざまなつながりを通じて教育していくことが大切だと思う」など、上野さん自身が教員になったときの想いも含めて話をしました。
参加した学生からは、「企業に勤める方々と多くかかわることができ、とても貴重な経験になりました」などの感想がありました。参加者が、産官学連携の重要性や未来に向けてどのようなことをすべきか考えることのできる有意義なフォーラムとなりました。
(地域連携課 地域連携係 山下湧生)