2022年2月19日 2021年度大学改革シンポジウム「ケーブルテレビ?学校?教育委員会?大学の連携で目指す教育の未来と社会の姿」を開催
2022年03月15日
2月19日(土)、津島市?刈谷市?常滑市の3市の教育委員会?小中学校?各地域のケーブルテレビの関係者や小中学生を招いて、大学改革シンポジウム「ケーブルテレビ?学校?教育委員会?大学の連携で目指す教育の未来と社会の姿」を開催しました。
本シンポジウムでは、シンポジウム名でもある「ケーブルテレビ?学校?教育委員会?大学の連携で目指す教育の未来と社会の姿」というテーマを設定し、教育の現状を広く共有し、教育の未来を共に創る取り組みについて語り合う機会としました。
第一部では、津島市、刈谷市、常滑市の3市の教育委員会?小中学校?各地域のケーブルテレビの連携について紹介しました。
はじめに、津島市教育委員会の浅井厚視教育長と西尾張シーエーティーヴィ(株)の青木啓社長による企画の紹介があり、津島市立高台寺小学校の児童は実際の放映で授業動画を見た感想を話しました。
次に、刈谷市教育委員会の金原宏教育長から子ども主体のいじめ防止活動の紹介があり、(株)キャッチネットワーク天野栄取締役から子どもたちの自由な発想でキャッチネットワークと一緒に作った番組の紹介があり、刈谷市立朝日中学校生徒会はいじめゼロに向けた取り組みを報告しました。
最後に、常滑市教育委員会の圡方宗広教育長はコミュニティ?スクールについて語り、知多半島ケーブルネットワーク(株)の松永光司社長からは常滑市立南陵中学校の南陵クラブのオリジナルマドレーヌ作りを通した地域活性化への取り組みを取材し番組を制作していること、南陵クラブの生徒は活動を通して地域の方々に感謝と尊敬の気持ちがわいてきたことを語りました。
第二部では、参加者全体で意見交換を行いました。
終了後の参加者からのアンケートでは「未来の教育を作るために、すべてを学校任せにしないで子どもや地域の人を巻き込んでいけばよい」「大学もコミュニティ?スクールとしての機能を充実させる必要がある」などの感想が寄せられました。地域のみんなでよりよい教育とよりよい社会を共に創ることの意義を感じるシンポジウムとなりました。
(学術研究支援課 プロジェクト支援係 大森智子)