2021年12月 本学初!ネーミングライツ事業契約を3者と締結し、ネーミングライツ記念式典を開催
2021年12月28日
12月6日(月)、8日(水)、16日(木)に附属図書館においてネーミングライツ記念式典を開催しました。ネーミングライツ事業制度は本学が所有する資産等の有効活用を通じて、事業者等との連携の機会を拡大するとともに、新たな財源の確保により教育研究環境を向上させることを目的として令和3年7月に導入し、9月28日(火)から附属図書館内のスペースを対象に公募を開始しました。
本学初となるネーミングライツ事業として選定された大日本図書株式会社、東京書籍株式会社および日本文教出版株式会社の3者とライセンス契約を締結し、本学附属図書館の模擬授業ルームを「EDU-LABO大日本図書」、ラーニングコモンズを「東京書籍 Edu Studio」、アイ?スペースを「日本文教出版 Atelier Nichibun」としてスタートしました。これを記念してスペースごとに記念式典を執り行い、本学からは野田敦敬学長と関係理事が出席しました。
12月6日(月)には模擬授業ルームで、大日本図書株式会社岩野好高常務取締役らを来賓として記念式典が開催されました。岩野取締役からは「教育に関する研究室?実験室というイメージを親しみやすく表し、気軽に研究に没頭できるようにと願いを込めました」とあいさつがあり、「EDU-LABO 大日本図書」と命名されました。
続いて12月8日(水)に、ラーニングコモンズで東京書籍株式会社渡辺能理夫代表取締役社長らを来賓として記念式典が開催されました。渡辺社長からは、「主体的な学びに取り組む場にふさわしく、多くの学生に親しまれることを願っています」とあいさつがあり、「東京書籍 Edu Studio」と命名されました。
そして12月16日(木)には、アイ?スペースで日本文教出版株式会社佐々木秀樹代表取締役社長らを来賓として記念式典が開催されました。佐々木社長からは、「これから教育界で活躍する愛教大生にとって、授業実習や教育研究発表を通じて学びを深める『授業づくりのAtelier(工房)』のような場所になってほしいという願いを込めました」とあいさつがあり、「日本文教出版 Atelier Nichibun」と命名されました。
式典終了後には、命名した施設の入り口や窓ガラスなどに設置された愛称のサインを囲んで記念写真撮影が行われました。今回のライセンス契約締結により、デジタル教科書の体験コーナーや参考資料コーナーが開設され、教師を目指す学生にとって実践力を高めるとともに、最新の教育情報に触れる機会が増えることになります。命名期間はいずれも令和3年12月1日~令和6年11月30日までで、新しい愛称が多くの皆様に親しんでいただけるよう努めてまいります。
【野田敦敬学長のコメント】
「本学初となるネーミングライツに複数の教科書会社から応募があったことを本当にうれしく思います。ネーミングライツ事業と並行して、『教師の養成?採用?研修の一体的改革推進事業』などの関連で、本学と包括連携協定を結ぶ教育関係企業等も増えてきており、産官学連携の場をさらに拡大し、より質の高い教員および教育を支える専門職の養成をしていきたいと考えています」
(施設課 副課長 鈴木緑恵)