2021年12月12日 キッズスタッフ企画「あそびのプロジェクト」をサポート!
2021年12月17日
12月12日(日)、教育ガバナンス講座 水野貴宏非常勤講師による「社会教育実習Ⅱ」の授業の一環で、豊田市若林交流館で小学生対象事業「あそびのプロジェクト」を行いました。本学の学生6人が4日間小学5?6年生8人のキッズスタッフをサポートして企画?準備した「あそび」を、小学2年から6年生20人が体験しました。
豊田市若林交流館では、地域住民が講師をする体験授業や、本学の学生が企画するアクティビティを実施しています。今年の8月には「夏休み子ども対象事業『ミステリーツアー』」と題して学生が企画したアクティビティを開催し、地域の子どもたちとの交流や支援活動を行いました。今回は、子どもが企画した「あそび」を子どもが参加して遊ぶ中で、子どもの成長を学生が見守り支援するプロセス重視型事業として、初めて開催しました。
合計4回行われたキッズスタッフ会では、子どもたちがより良いものを作ろうと本気になって取り組んだ白熱の議論の結果、「人狼ゲーム」「宝さがし」「なぞとき脱出ゲーム&工作」を行うことが決まりました。当初の緊張が解れ自分の意見を主張できるように変化していく子どもの様子や、意見を合意形成してアイデアを絞り込んでいく過程、キッズスタッフ同士で協力する場面など多様な瞬間を子どもたちのそばで見ることができ、学生にとって学びとなる刺激的な時間を過ごすことができました。また、周りをうかがって譲り合ったり妥協し合ったりする傾向のある自分たち大学生の間ではなかなか見られない議論の様子であり、とても印象的でした。
今回の取り組みの中では、子どもたちにあれこれ言いたくなってしまい、「見守り支援すること」の難しさを感じましたが、慣れない中キッズスタッフ同士で声を掛け合って一生懸命運営している姿が素晴らしく、小学生の底力を感じました。最後に「参加者が楽しんでくれてうれしかった」というキッズスタッフの感想を聞いたとき、それをサポートする身として、私たち学生もうれしく本当に良かったと思いました。
(教育支援専門職養成課程 教育ガバナンスコース2年 中原穂乃花)