2021年12月12日 かがやけ☆あいちサスティナ研究所成果発表会が開催されました。
2021年12月16日
12月12日(日)、愛知大学 名古屋キャンパス グローバルコンベンションホールにて、かがやけ☆あいちサスティナ研究所成果発表会2021が開催されました。「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」は、未来のあいちの担い手となる大学生が、グローバルな視点を持って継続的にエコアクションを実施することができるよう、2015年に愛知県が始めた事業であり、SDGs未来都市として愛知県が選定されて以降、SDGs活動の推進として積極的に取り組まれています。大学生が研究員として、パートナー企業から提示された環境面での課題について解決策を企業側に提案し、その成果を広くPRします。この成果会は、半年間にわたって大学生と企業とが協働しながら提案した課題解決策を成果として広く発表する会として行われました。
第7期目となる本年度は、個人部門と団体部門、計8つの企業によるチームが編成され、本学からは、個人参加として初等?社会選修2年の真砂晃希さんが「チームコメダ」に、大学団体参加として初等?理科選修3年の上野光さん、中等?理科専攻3年の清水咲良さん、初等?理科選修4年の田中瑞基さん、初等?音楽選修3年の日比野 愛生さん、初等?日本語教育選修4年の細見夏樹さんが「チーム中京テレビ」に参加しました。
「チームコメダ」では、「お客様がコメダでくつろぎながら、環境や社会に貢献できる商品やサービスを提案せよ」の課題に対して、「コメダで「脱プラ」ダ!」と題して、コメダだからこそできる、そしてお客様が無意識に環境に貢献できる企画、若者へのアプローチとして、「楽しい」「おしゃれ」といった要素を取り入れ、一人一人の意識改革と持続的な環境活動への参加を図る企画を提案しました。「チーム中京テレビ」では、「SDGsをテーマに、視聴者に訴えかけるネットと連動したテレビ番組を企画せよ」の課題に対して、「学校生活をアニメ化し、すべての人にSDGsを~学校はSDGs17のゴールすべてとつながっている~」と題して、学校生活での実話をアニメ化したテレビ番組をネットと連動することで、誰もが主体的に参加でき、SDGsを身近に感じてもらえる番組の企画を提案し、それぞれプレゼンテーションが行われました。それぞれの課題解決発表が行われた後、審査員による厳正な審査の結果、団体参加部門で「チーム中京テレビ」が最優秀賞を受賞、個人参加部門で「チームコメダ」がグッドアイデア賞をそれぞれ受賞しました。また、研究生代表として、清水さんが修了証を大村秀章愛知県知事から受け取りました。
今後、提案された課題解決策について、企業が実現させていくこととなっていきます。
今回の結果を受け、「チーム中京テレビ」は、1月7日(金)に本学で開催する学長懇話会第12回SDGsリレーシンポジウムに参加します。ぜひ、今後の彼らの活躍に注目してください。
(地域連携センター 副センター長 大鹿聖公)