2021年10月31日 ひらめき☆ときめきサイエンス2021「フィールドワークに行こう!」を開催しました。
2021年11月08日
10月31日(日)、日本学術振興会(科学研究費助成事業)ひらめき☆ときめきサイエンス2021「フィールドワークに行こう!―地層と化石の調査から大地の成り立ちを探る―」を、自然科学棟と岐阜県瑞浪市(フィールドワーク)で開催しました。ホームページなどで参加者を募り、中学生11人が参加しました。
ひらめき☆ときめきサイエンスとは、科学研究費助成事業(科研費)により行われている研究成果に、未来を担う若い世代の小学5?6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学の面白さを感じてもらうプログラムです。「フィールドワークに行こう!」では、地質学を研究する理科教育講座 星博幸教授が、1800 万年前の東海地方の様子をフィールドワークによって探究してもらうプログラムを企画?実施しました。
まず参加者は、本学の自然科学棟で星教授から地層と化石の説明を聞き、大学生アシスタントの補助を受けながら、各自で地層観察用の粒度板を作成しました。その後、大型バスで岐阜県瑞浪市の地層観察地へ向かい、自分で作成した粒度板を使って地層をつくる岩石の種類を調べ、火山灰の地層を観察しました。また、化石採取地では、自分で掘り出した化石を調べて1800万年前の環境復元にチャレンジしました。
参加者からは「実際に化石や地層に触ることができ楽しかった」「本やネットでは分からないことを先生に直接質問することができた」「大学生アシスタントが優しくサポートしてくれた」という声が多く寄せられ、充実した時間を過ごしていただくことができました。
(学術研究支援課 研究支援係 杉村和美)