2021年10月26日 令和3年度「iPadを活用した自主研修会」の第5回を開催しました。
2021年11月08日
GIGAスクール構想によって、児童生徒一人1台の端末の配布および活用が急速に進んでいます。教職キャリアセンター教員研修部門主催の令和3年度「iPadを活用した自主研修会」(全9回)では、配布された端末を最大限活用し、個別最適化された学びを実現できるような実践的なアイデアや技術を学ぶことを狙いとしています。
第5回では、講師に名古屋市立矢田小学校 教務主任 山内彰一先生、主幹教諭 橋本浩司先生、秋田県立大学の伊藤大輔准教授を招き、「明日からすぐ使えるiPadを活用した子どもも教師もわくわくする総合的な学習」をテーマに、授業におけるタブレットの効果的な活用方法について講演していただきました。
山内先生と橋本先生の講演では、①「ロイロノート」を活用することによる話し合いの深め方、②「NHK for School」を活用した効果的な教材提示の方法、③「ZOOM」を活用した意見交流会の仕方などについて具体的な実践紹介がありました。内容は、総合的な学習の時間だけでなく、社会科や算数科、理科、体育などの実践紹介もあり、さらには、参加者も実際にiPadを操作して、体験的に学ぶ場面も多くありました。まさに「明日からすぐ使える」実りある会となりました。また、伊藤准教授からは、タブレットを活用することで、学習にどのような良い影響があるかについて説明がありました。
「iPadを活用した自主研修会」は今年度あと4回開催する予定です。
(教育学研究科 教育実践高度化専攻(教職大学院)1年 日比野浩規)