2021年10月13日 京都市立西京高等学校生徒が研修旅行で来学
2021年10月18日
10月13日(水)、京都市立西京高等学校の2年生14人が、研修旅行の一環で教育について学ぶため来学しました。
京都市立西京高等学校では研修旅行の期間に、いくつかのテーマを持ってフィールドワークを行います。今回は教育に興味を持つ生徒たちがグループワークなどの事前学習を通して本学のリサーチを行うなどの準備を重ね、訪問の交渉から全て生徒たち自身で行い当日を迎えました。
到着後、まず本学の概要や教育組織、カリキュラムなどについてガイダンスを受け、今回の目的である「教育」についての講義を受けました。講師を務めた新津勝二理事は、「数ある中で本学を研修先に選んでいただきありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた後、「教育改革と教育情報化の重要性」をテーマにした講演を行いました。その中では、これからの時代に必要な『新たな学び』を実現するために、「情報活用能力」を育成することの重要性や、常に「学び続けること」が大切であることなどを説明しました。また、教員の働き方改革を実現しつつ、教師の魅力を向上させるための「教師冥利に尽きるエッセイ」を動画で紹介し、最後に、「プラス思考の言葉を常に吐き出すことにより、皆さんの『夢』が叶う」というメッセージを高校生たちに優しく語り掛けました。
受講後のアンケートで生徒たちからは「ICTの技術によって子どもの可能性を拓くことができるということが印象に残った」「今までの教育の良さを残しながらICTなどを活用した新しいより良い教育を創ることが大切ということが理解できた」など『ICTで教育の未来が変わる』ことへ期待を寄せる感想が多くありました。
午後からは、AUEパートナーシップ団体「訪問科学実験わくわく」の学生が実演した液体窒素を使った実験を見学したり、馬術部の馬と触れ合ったりしてキャンパス内を散策しました。
研修を終えた生徒たちは「得たこと考えたことがたくさんあったので帰ったら他の人にも共有して話し合いたい」「進路について悩んでいる高校2年生の時期に貴重な体験ができた」とそれぞれ有意義な時を過ごせたようでした。
このように本学は「子どもの声が聞こえるキャンパス」として、幼児から高校生まであらゆる年代の子どもたちがキャンパスで過ごし、学生と触れ合い、教育について考える機会を提供しています。
(広報課 広報?渉外係 飯濱美樹)