2021年7月15日 本学職員の向井健人さんが東京オリンピック女子バスケットボールカナダ代表チームに和の手品を披露
2021年07月29日
刈谷市では、東京2020オリンピック競技大会でのバスケットボール女子カナダ代表チームの事前合宿地として、代表チームへさまざまなおもてなしの取り組みが行われました。7月15日(木)には、刈谷市および日本文化の紹介を伴うオンライン交流会が開催され、本学職員の向井健人さんが、女子バスケットボールカナダ代表チームに和の手品「和妻」(わづま)を披露しました。
向井さんは本学職員として働きながらマジシャンとしても活動しており、イタリア国際大会優勝や世界大会元日本代表の実績を持っています。
当日は、刈谷市女性の会連絡協議会による生け花や、抹茶、着物などの日本文化の紹介や、愛知県立刈谷東高等学校の折り紙部による4~5万羽の折り鶴で作った巨大な折り紙作品の紹介が行われた後、向井さんとパートナーの志歩さんによる日本伝統の手品「和妻」が披露されました。「扇子の舞」「桜吹雪」「傘出し」の3演目を行い、手品の驚きと美しさに、選手たちからは感嘆の声が上がっていました。
選手からは「作品を完成させるのにどれくらい時間がかかりましたか」「途中で出てきた般若面には何か意味がありますか」などの質問があり、向井さんは日本文化の説明を交えながら答えました。
向井さんは「東京でのオリンピック開催が決まったときから、オリンピックに関連する事業で自分の演技を海外の方に披露したいと思っていました。夢がかなって感無量です。また、桜の美しさや儚さを和紙で表現した演目『桜吹雪』は海外の方が日本の桜を楽しめるように最近創作したもので、カナダ代表チームの方々に披露できて良かったです」と話しました。
(学術研究支援課 図書館運営室長 加藤昌)