2021年7月8日、9日 名古屋経済大学高蔵高校生徒へ特別講義&コラボ授業
2021年07月13日
理科教育講座の大鹿聖公教授の教え子である本学の卒業生が、名古屋経済大学高蔵高校の教員であることが縁で、毎年高蔵高校2年生の生徒が本学で大学生と一緒に講義を受けるというコラボ授業を行っています。
昨年新型コロナウイルスの影響で2年生が受ける予定だったこの授業が中止になったため、3年生になった今年、大鹿教授の提案で「SDGs」をテーマにした特別講義が7月8日(木)に行われました。また翌日9日(金)には、2年生の生徒が恒例の大学生とのコラボ授業「環境教育2 エネルギーミックスを考えてみよう」に臨みました。
まず3年生が受講した「SDGs」をテーマにした特別講義では「街づくりをとおしてSDGsを考える」としてグループ学習を行い、グループごとに相談しながら「2030年にSDGsを達成できる街」を紙面上に作りました。また学生がトランプやジェンガを使って作ったゲーム感覚でSDGsを学ぶ教材も紹介され、高校生たちは楽しみながらもSDGsを自分ごととして身近に考える体験ができました。
一方翌日に行ったコラボ授業では、大学生と高校生がペアになって風力、原子力、水力、火力、太陽光のエネルギーを組み合わせたエネルギーミックスのいろいろなパターンで1日の発電量をシミュレーションするという学習を行いました。最初は緊張気味だった高校生も大学生のリードですぐに打ち解け、時折笑い声が起こる中さまざまな視点からエネルギーミックスを評価していく授業に真剣に取り組みました。
また授業のほかに両日ともに学食体験や施設見学も行い、高校生たちは一日キャンパスライフを満喫しました。
(広報課 広報?渉外係 飯濱美樹)