2021年4月19日 愛知淑徳大学と教員養成の高度化に関する連携協定を締結
2021年04月22日
4月19日(月),本学は愛知淑徳大学との教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました。本部棟第三会議室で開催した協定締結式には,本学からは,野田敦敬学長および4人の理事が出席し,愛知淑徳大学からは,島田修三学長はじめ大学関係者2人が出席しました。
この協定の目的は,「愛知淑徳大学に在籍する教員を志す学生を対象として,本学大学院教育学研究科専門職学位課程(教職大学院)において,教育実践力を備えた高度専門職業人としての教員の養成を行うこと」であり,昨年度までに同様の協定を椙山女学園大学,愛知東邦大学,鈴鹿大学と締結しており,今回で4番目の協定締結校となります。
この3年間,愛知淑徳大学から毎年5人ずつ本学教職大学院への進学実績はあったところですが,さらに今回の協定締結により,本学教職大学院へ進学を希望する愛知淑徳大学の学生に対しての特別選抜の実施や本学が行う教職大学院の行事や取り組みなどに愛知淑徳大学の学生が参加することができるようになります。
締結式は,本学の野地恒有理事(教育?学生担当)?副学長から,協定締結の経緯や趣旨,協定などの概要説明があり,その後,両大学の学長による協定書および覚書への署名が行われました。
署名後,本学の野田学長からは「小学校教員採用試験の全国平均倍率が過去最低の2.7倍となっている状況下であるからこそ,教員養成自体を高度化していく必要性を感じている。この協定により愛知淑徳大学に入学し,教員免許を取得し,本学教職大学院に進学し,まさに高度な教員になっていくという実績を重ねさせていきたいと思っている」とのあいさつがありました。愛知淑徳大学の島田学長からは,「専門性の高い教員を養成することは教育現場の緊急な課題,この協定の締結をうれしく思っている」との話があり,締結式を終えました。
(総務課 副課長 浅岡明美)