2021年2月5日 学生団体SAGAが「愛知学長懇話会SDGsリレーシンポジウム」「生物多様性とSDGs多世代フォーラム」に参加しました。
2021年02月15日
2月5日(金),本学の学生団体SAGA(サーガ)が「愛知学長懇話会SDGsリレーシンポジウム」「生物多様性とSDGs多世代フォーラム」に参加しました。SAGAは今年度のAUE学生チャレンジ?プログラムにも採択されたSDGsの普及?啓発団体で,その名称はSDGs, Aichi University of Education,Glocal(=global+local),Actionの頭文字から成っています。SAGAが参加したこれらのイベントは,同日よりオンライン開催されている日本最大級のSDGsイベント「SDGs AICHI EXPO2020」と同時併開催されたものです。
午前に実施された「愛知学長懇話会SDGsリレーシンポジウム」は,愛知県下の国公私立大学の連携組織である愛知学長懇話会の主催でオンライン開催され,愛知県内外より11団体が参加しました。参加団体は食品,スポーツ,芸術,海洋プラスチックゴミ問題,テクノロジーなど多種多様な切り口からSDGsの研究?実践活動を発表し,相互に意見を交換しました。本学からは「人材育成のためのSDGs」と題して,持続可能な社会の担い手となる児童?生徒の育成,そしてそれを可能とする教員の育成を目的に実施してきた,理科教育講座 大鹿聖公教授の研究室での取り組みや,SAGAによるSDGsを学ぶための教材開発と教材を使った活動について発表が行われました。教員養成大学である本学らしい発表内容で,シンポジウム参加者による投票で最優秀賞に輝きました。
午後からは,SAGAは愛知県主催の「生物多様性とSDGs多世代フォーラム」内「生物多様性とSDGs多世代ワークショップ」のテーマA「生物多様性とひとづくり」で発表を行いました。固有種の一生を疑似体験する教材や,生態ピラミッドの下位の生物がいなくなるとその上位の生物もいなくなってしまうことを体験する「ピラミッド八並べ」など,SAGAが開発したさまざまなSDGs教材とその授業実践を紹介しました。そして,同テーマで発表を行った(株)カトー建設,ネイチャークラブ東海の方々と,どのように連携していけるかの意見交換を行いました。
本学およびSAGAの取り組みは,SDGs AICHI EXPO 2020のWebサイトでもパネル展示しており,2021年3月7日(日)まで公開されています。
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(広報課 副課長 古田紀子)