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2021年1月7日 野田敦敬学長が附属岡崎小学校の児童にビデオメッセージを送りました。

2021年01月14日

1月7日(木),野田敦敬学長が附属岡崎小学校4年3組(担任:金山孝宏先生)の児童にビデオメッセージを送りました。これは,4年3組の34人の子どもたちが社会科の授業の一環で,岡崎市の和菓子店「小野玉川堂」のどら焼きのお正月限定パッケージをデザインしたことを受けて,送られたものです。

附属岡崎小学校4年3組の児童がパッケージデザインしたどら焼き 附属岡崎小学校4年3組の児童が
パッケージデザインしたどら焼き

小野玉川堂は大正11(1922)年に創業した老舗和菓子店で,皮の手焼きや薪で炊く餡子(あんこ)など,伝統の製法を大切にしたお菓子作りをされています。伝統産業に対する見方や考え方を広げるために行われた授業の中で,子どもたちは同店を取材して,調べ学習を行いました。小野玉川堂が,近年の和菓子離れや後継者不足といった問題の中でも,新しい取り組みを行いながら,伝統を守り続けていることを知った子どもたちが「店の伝統を守るために何かしたい」と希望したことから,同店がどら焼きのパッケージデザインを子どもたちに依頼しました。パッケージは34人全員が一種類ずつ考え,どら焼きのイラストのほかにも,干支の牛や縁起物のダルマ,富士山などの正月らしいイラストがあったり,「伝統の味守りぬく」「手作りだからこそおいしい!」などのメッセージが記載されたりと個性豊かなパッケージとなりました。


カメラの前で子どもたちへのメッセージを話す野田敦敬学長カメラの前で子どもたちへのメッセージを話す
野田敦敬学長

子どもたちがパッケージデザインしたどら焼きに,野田学長は「皆さんがひとり調べをして,友達の意見を聞き,発表している姿にいつも感心しています。皆さんがこのパッケージを作るときに熱い気持ちになったのは,小野玉川堂さんが見せてくれた姿や話してくれた言葉があったからだと思います。そして小野玉川堂さんが熱い気持ちになったのは,皆さんに『こんな力をつけたい』と思った金山先生の熱意に応えてくれたからだと思います。熱い気持ちのつながりがとてもすてきだな,と思います。そんな熱い気持ちを感じるどら焼きを楽しみにして食べます」と話しました。

このお正月限定パッケージのどら焼きは,1月17日(日)まで販売されています。

今回の取り組みは,12月27日(日)付の中日新聞朝刊に掲載されました。

(広報課 副課長 古田紀子)

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