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2020年12月26日 地域連携フォーラム2020を開催

2021年01月08日

12月26日(土),刈谷市中央生涯学習センターにて「地域連携フォーラム2020」を開催しました。

本フォーラムは,地域貢献のあり方や地域連携活動などをテーマに地域連携センターが毎年開催しているものです。今年度は,藤田医科大学と共催で「医教連携によって開発した食物アレルギー等緊急時対応プログラムの実践-そなえる&ふせぐ 安心な学校づくり-」をテーマに実施し,当日は小中学校の養護教諭を中心に25人の参加がありました。

始めに,野田敦敬学長から開会のあいさつと本フォーラムの主旨についての説明がありました。 前半では,養護教育講座の岡本陽准教授による実際に起こった誤食事故(インシデント)の事例分析と,学校におけるアレルギー対応体制についての解説を行い,次に,藤田医科大学地域連携教育推進センター長の石原慎教授による,アナフィラキシーの症状などについて,実際の写真や音声による具体例を用いた解説を行いました。

あいさつする野田敦敬学長あいさつする野田敦敬学長

エピペンの使い方を説明する石原慎教授エピペンの使い方を説明する石原慎教授

後半は,座学では修得できない緊急時の対応について,人形とエピペンの練習用注射器を用いて参加者全員が実際にシミュレーションを体験しました。

質疑応答を行った後、土屋武志地域連携センター長から閉会の言葉があり,参加者とともに一日の内容を振り返りました。 参加者からは,「アナフィラキシーの症状について画像や音声で分かりやすく教えていただけてよかった」「実際に針が出るエピペンを体験でき,自信を持つことができた」との感想が聞かれました。教育現場などでの課題である食物アレルギーへの対応について,貴重な機会を提供することができ,今後につながる有意義なフォーラムとなりました。

針が出るエピペンを練習用注射器で体験針が出るエピペンを練習用注射器で体験

手指消毒や密を防止するなどコロナ感染症対策を行い開催
手指消毒や密を防止するなど
コロナ感染症対策を行い開催

(地域連携課 地域連携係 石垣果恋)

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