2020年11月15日 井ケ谷地区役員と愛知教育大学との懇談会を開催しました。
2020年11月30日
11月15日(日)午後,本学講堂で開催された本学刈谷市移転50周年記念学長講演会に引き続き,本部棟第一会議室にて,井ケ谷町地区役員との懇談会を開催しました。井ケ谷地区からは野々山國廣地区長,近藤澄男市議,黒川智明市議,町内会,老人クラブ,婦人会,子ども会の役員,自主防災会から計19人,本学からは,野田敦敬学長はじめ,理事,学生支援?就職担当副学長,地域連携センター長,部課長ら,合わせて37人が出席しました。
懇談会では議事に先立ち,野田敦敬学長から,日ごろの本学への理解および協力に対する謝辞を述べた上で,年に1回,この懇談会を開催することで井ケ谷地区と活発に意見交換していきたいとの言葉がありました。これに対し,野々山地区長は,大学とどういった形で連携できるか,少しでも地区として大学の力になれればと思っていると述べられました。
続いて,井ケ谷地区より事前にいただいた17項目の要望,意見に沿って意見交換を行いました。それらの要望のうち,現在,災害発生時に指定避難場所として指定されている大学内の第一体育館および第二体育館に加え,さらなる避難場所の施設提供についての要望に関しては,本学危機管理室長でもある後藤博明理事から,「災害時に多くの教職員?学生が大学構内にいて,学内施設に避難することも想定されるため,刈谷市危機管理課とも協議し,早急に学内で検討し対応を進めていきたい」と回答しました。その他の意見として,町内の商店への利用向上,学生の町内活動への参加依頼など,地域との積極的なかかわりを期待する声がある反面,学生の車の運転や交通マナーの悪さ,あいさつを始めとする学生の生活態度など社会人としてのマナーの悪さへの厳しいご意見もありました。大学として真摯に受け止め,学長,理事および担当副学長から,一つ一つの事項に対して丁寧に回答しました。
大学からの要望としては,総務課長から,大学構内での通行に関する注意喚起や散歩の際のマナー遵守の依頼を行い,会の最後には本学キャンパスの地域利用?開放の在り方について,双方が意見交換しました。
なお,本懇談会開始前には,今年3月に職員宿舎から用途変更してリノベーションした国際教育棟や教育?人文棟1階に地域との連携窓口として開設されている地域連携センターおよび附属図書館等を近野由貴施設課長と大竹勝規地域連携課長が案内し,井ケ谷地区参加者からは普段立ち入る機会のない施設も見学することができたと大変喜ばれました。
(総務課 副課長 浅岡明美)