2020年11月15日 愛知教育大学刈谷市移転50周年記念学長講演会,保護者懇談会,ホームカミングデーを同日開催しました。
2020年11月30日
今から50年前となる1970(昭和45)年,愛知教育大学はそれまで分校が設置されていた名古屋,岡崎から,現在のキャンパスが位置する刈谷市井ケ谷地区へと統合移転しました。これを記念し,11月15日(日),ホームカミングデーの開催にあわせて,愛知教育大学刈谷市移転50周年記念学長講演会を開催し,来賓,卒業生,在学生保護者,本学教職員など約100人が参加しました。
「これからの愛知教育大学と刈谷市」と題した講演で,野田敦敬学長は1970年からの本学の歩みを写真と年表を使って振り返りました。中には本学卒業生でもある野田学長が学生時代に大学祭で活躍している写真もあり,聴衆の笑顔を誘いました。さらに現在の本学のミッション,財務状況,学部?大学院改組などについて説明し,中長期のビジョン,目標の策定に向けて,本学を「子どもが身近にいて,教職の魅力を感じることのできるキャンパス」「教員等の養成,研修,教育や地域の課題解決に資する研究等で頼られる大学」にしていきたいと述べました。
続いて来賓を代表して稲垣武刈谷市長から祝辞をいただきました。「愛知教育大学は地域に深く根差した大学として刈谷市に欠かすことのできない存在となっている。この50年,教員はもちろんのこと,市役所へも有意な人材を輩出されて,順調に発展をとげられた。大学の先生方には諮問機関への参画や講習会の講師などでお世話になっており,これからも協力を賜りたい」との言葉をいただきました。
講演会後,卒業生らと在学生が研究内容を語り合う「学びの交流会」が,各教科に分かれて実施されました。シンポジウムや,卒業生による研究発表,教員による講演会など,教科の特色がよく出たイベントが大学教員を中心として行われ,卒業生,在学生が交流を深めました。
また,当日の午前には,本学に在籍する在学生の保護者に大学を知っていただくための「保護者懇談会」が実施され,約370人の保護者の方々が参加しました。教員との個別面談のほか,教務や就職担当職員などに質問できる質問コーナー,クラブ?サークルによる発表などが実施され,保護者の方々はそれぞれが希望するイベントに参加しました。
地域の方々,卒業生,保護者の皆様に,本学の歴史と現在を知っていただくことができた,充実した一日となりました。
(広報課 副課長 古田紀子)