2020年8月21日 刈谷市を紹介する多言語映像コンテンツが完成し試写会を実施しました。
2020年08月28日
株式会社キャッチネットワークの支援により,7月から留学生10人が制作を進めてきた刈谷市を紹介する映像コンテンツが完成し,8月21日(金),愛知教育大学にて試写会を実施しました。
試写会には,制作を行った留学生,キャッチネットワークの関係者,野田学長をはじめとする本学の関係者が参加しました。
最初にキャッチネットワークが制作した日本語の映像を上映した後,英語,インドネシア語,タイ語,ポルトガル語,中国語,クメール語,タガログ語,モンゴル語,ベトナム語の9カ国語の映像が順に上映されました。映像は,刈谷市の概要や魅力的な文化である刈谷アニメコレクション,スポーツ,万燈祭などを,キャッチネットワークの過去の映像コンテンツを用いて4分程度でコンパクトに紹介しており,ナレーションや字幕がそれぞれの言語となっています。
各言語による上映を行った後,担当した留学生がコメントを述べました。留学生たちは「日本にいる間に貴重な体験ができてよかったです」,「コロナの影響で何もできませんでしたが勉強になりました」,「日本といえば東京などを思い浮かべますが,刈谷もいい所です」などと話し,今回のプロジェクトに参加できたことを喜んでいました。メイキングビデオも上映され,慣れないナレーション収録に奮闘する姿に会場では笑顔がこぼれました。また,作成した映像のSDカードが,参加した留学生全員の写真がついたケースに納められてプレゼントされました。留学生たちはケースの写真やSDカードを見てうれしそうにしていました。
留学生の中には,近々帰国する者もおり,試写会に続けて留学修了の記念品の贈呈が行われました。例年,留学生に流しそうめんやスイカ割りを体験してもらう行事「インターナショナルナイト」にあわせて行われていましたが,今年度は行事が中止となったため,試写会にあわせての実施となりました。野田学長が帰国する留学生4人に記念品を渡し,「国に帰って映像を広めてください」と語りかけました。
留学生には日本での体験を十分にしてもらえない状況でしたが,キャッチネットワークの提案と支援により,特別な体験をしてもらうことができました。また,本学職員にとっても特別な体験となりました。これからもコロナ禍でもできることを模索していければと思います。
(広報課 副課長 古田紀子)