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2020年8月19日 教育ガバナンスコースの授業「実践教育事務論」の一環でポスターセッションを開催しました。

2020年08月25日

PBLのテーマについて説明する風岡准教授 PBLのテーマについて説明する風岡准教授

8月19日(水),教育ガバナンスコース2年生対象の授業「実践教育事務論」(担当 教育ガバナンス講座 風岡 治准教授)の一環として,本学教育未来館の多目的ホールを会場としたポスターセッションを開催しました。当日は教育委員会関係者や学校事務職員など約20人にも参加いただきました。

この授業では,担当教員が設定した課題に対して,学生がチームを作り協力して取り組むことにより,主体的な態度や知識の習得や経験を深めるPBL(プロジェクト型学習)を進めています。

ポスターセッションで発表する学生 ポスターセッションで発表する学生

今年度は,Withコロナ,Afterコロナ時代の「学校の現代的課題を解決する教育事務の実践(方策)」をテーマとして,それぞれが問題意識を持った学校現場等の課題(「外国にルーツを持つ子どもたちへの支援」,「不登校児童生徒の教育保障」,「貧困による学力格差の解決」等)について,チームで議論を重ねており,その集大成として,今回のポスターセッションで課題解決策の提案を行いました。

「部活動負担削減策」について提案したチームは,部活動指導に係る教員の負担の現状について問題提起し,現状の支援制度である「部活動指導員」制度について紹介しました。その上で,現状の制度には問題点があると指摘,チームで考えた改善策を提案しました。発表後の質疑応答では,発表を傍聴した参加者と熱く意見を交わしていました。

近い将来,さまざまな立場から教育を支えることを目指す学生たちが,学校現場等の課題や,教員の負担軽減策について鋭い視点で切り込み,熱心に考え,議論する姿はとても頼もしく感じられました。

(企画課 評価係 主任 河尻 直)

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