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2020年7月29日 教育ガバナンスコースの学生が知立市役所を訪問しました。

2020年08月04日

業務説明を受ける様子 業務説明を受ける様子

7月29日(水),教育ガバナンスコース2年生の学生11人が知立市役所を訪問しました。これは授業科目「教育ガバナンス基礎演習I」(担当:教育ガバナンス講座 西尾圭一郎 准教授)の一環で,当該科目の最終回にあたります。教育ガバナンスコースでは,教育事務職員や教育にかかわる自治体職員の育成を実施しており,今回の訪問は学生のキャリア形成を促す目的で実施されました。

訪問では市政調査と市役所見学を実施しました。冒頭で西尾准教授は「教育を支える仕事には学校事務のような直接的な支援だけでなく間接的な支援もある。また自治体は教育の環境となる社会を支えている。自治体がどのような業務を行っているかを実地で学んでほしい」と述べました。今年度は新型コロナウイルスの影響で,「教育ガバナンス基礎演習I」も前期授業をオンラインで実施しており,今回の訪問が受講生たちの初対面となりましたが,オンライン上で3つのグループに分かれ,市役所の業務についてしっかりと事前学修を行って臨みました。

市政調査では,知立市役所の企画政策課,協働推進課,生涯学習スポーツ課,子ども課の職員の方々より,それぞれの課の業務内容を説明いただき,また,学生から事前に送付された質問に一つ一つ丁寧に回答していただきました。学生は各課の業務説明後も追加で多くの質問を行って知識を深めました。また,市役所見学では,議場と市長応接室を見学し,議場では実際に市議会で使われている電子表決の体験を行いました。

質問をする学生質問をする学生

電子表決の体験をする様子電子表決の体験をする様子

今回の訪問に学生からは「普段,見られないようなところを見学することができた。今まで市役所に来る機会はほとんどなく,漠然と市役所で働きたいと思っていたが,『こんな仕事もあるのか』という業務もあり,幅広い仕事内容を知ることができた」という感想が聞かれました。教育ガバナンスコースでは今後も実際の現場を体験できる授業を計画していきたいとのことです。

(広報課 副課長 古田紀子)

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