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2019年12月24日 地域連携フォーラム2019を開催

2020年01月24日

12月24日(火),ウインクあいちにて「地域連携フォーラム2019」を開催しました。

あいさつする後藤学長 あいさつする後藤学長

本フォーラムは,地域貢献のあり方や地域連携活動などをテーマに地域連携センターが毎年開催しているもので,今年度は,2015年3月に連携協定を締結し共同研究を行ってきた藤田医科大学と共同主催で,「医教連携によって開発した食物アレルギー等緊急時対応プログラムの実践-そなえる&ふせぐ 安心な学校づくり-」をテーマに行いました。当日は小中学校の養護教諭を中心に100人を超える参加があり,会場は満席となりました。

本学の後藤ひとみ学長によるあいさつから始まり,医教連携の経緯や本フォーラムの内容について説明がありました。

前半は,本学養護教育講座の岡本陽准教授が実際に起こった誤食事故(インシデント)の事例分析を行い,学校におけるアレルギー対応体制について説明しました。次いで,藤田医科大学地域連携教育推進センター長の石原慎教授より,アナフィラキシーの症状などについて実際の写真や音声による具体例を交えて説明がありました。後半は,座学では修得できない緊急時の対応について,人形と練習用注射器を用いて参加者全員が実際にシミュレーションを体験しました。最後に,本学地域連携センター長である西淵茂男理事による閉会の言葉があり,参加者とともに一日の内容を振り返りました。

ワークショップの様子ワークショップの様子

ワークショップの様子

エピペンの説明をする岡本准教授 エピペンの説明をする岡本准教授

参加者からは,「アナフィラキシーの症状について画像や音声でわかりやすく教えていただけてよかった。まず皮膚を見るということを校内でも周知したい」「エピペンの使用に不安があったが,自信を持つことができた」「実際に針が出る感覚や子どもの筋肉の様子が体験できてよかった」との感想が聞かれました。

現代の教育現場などでの大きな課題である食物アレルギーへの対応について,貴重な機会を提供することができ,今後につながる有意義なフォーラムとなりました。

実践トレーニングの様子実践トレーニングの様子

質疑応答の様子質疑応答の様子

(広報?地域連携課 地域連携係 石垣果恋)

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