2019年12月13日 多文化体験活動「緊急対応シミュレーション訓練」を実施
2019年12月27日
12月13日(金),多文化体験活動「緊急対応シミュレーション訓練」を行いました。
「多文化体験活動」とは,実践的な指導力の育成を目的として本学が開設している「実践力育成科目」の一つです。学部2年生がアジアの各地域に行き,海外における子どもたちの教育現場を体験して,教師および教育を支える専門職に必要となる資質や能力を身に付けることを目標としています。
2020年3月に実施する多文化体験活動は,カンボジア,インドネシア,タイ,ベトナム,モンゴル,韓国,台湾,フィリピン,マレーシア,シンガポールの10カ国14コースに,本学教員の引率のもと,232人の学生が約1週間の日程で渡航します。
今年度の多文化体験活動の実施に向け,海外で事故などに遭った時,何をしなければならないか,だれがどのように動けばいいのか,シミュレーション訓練を通じて教職員の危機意識の向上を図り,万一の危機事象発生時にスムーズな初期対応が可能となるような心構えを醸成するため,45人の教職員が訓練に参加しました。
また別日には,多文化体験活動参加学生に対して危機管理ガイダンスを開催し,学生は海外の活動において,避けることのできないリスク(自然災害,テロ,病気,強盗)?避けることのできるリスク(交通事故,スリ,ひったくり)などの知識と意識,万が一事件?事故等に巻き込まれた場合の心構えと対策を学びました。
(多文化体験活動コーディネーター 永井敦子)