2019年8月28日 文部科学省の有識者会議で外国人児童生徒教育の充実方策を提唱
2019年10月29日
8月28日(水)に開催された文部科学省「外国人児童生徒等の教育に関する有識者会議」(第3回)において,大学,NPO団体等からのヒアリングが行われました。後藤ひとみ学長,川口直巳准教授(日本語教育講座)が招かれ,先駆的な取り組みを行う大学として,本学の取り組みについてのヒアリングを受けました。
後藤学長から本学の取組概要について説明した後,川口准教授から,本学にける外国人児童生徒支援リソースルーム,初等教育教員養成課程日本語選修,平成30年度から全学必修科目となった「外国人児童生徒支援教育」の取り組みについて紹介しました。
最後に,後藤学長から,今後の外国人児童生徒教育の充実に向けて,教員養成課程における基礎教育の充実,採用段階や現職教員の研修,自治体?教育委員会との連携,これらを実現するための財政措置などについて提唱しました。
有識者会議の委員からは,本学学生が卒業後に学校現場の即戦力となることへの期待や,本学の取り組みを全国の大学に普及していくことの必要性が述べられました。同有識者会議は年内に報告を取りまとめる予定です。
(学務部長 太田知啓)