2019年8月21日~26日 準硬式野球部が第71回日本大学準硬式野球選手権大会で全国ベスト8!
2019年10月04日
8月21日(水)~26日(月)に文部科学大臣杯第71回日本大学準硬式野球選手権大会が開催されました。
準硬式野球とは,硬式野球とは使用するボール,バットが異なる野球競技です。準硬式野球で使うボールは硬式ボールのように堅い芯をもちますが,その周りがゴムで覆われているので,硬式ボールより柔らかくなっています。また,硬式野球では木製バットを使用しますが,準硬式野球では金属バットを使用することもできます。
日本大学準硬式野球選手権大会に出場できるのは,3月に実施される東海選手権と5月に実施される春季リーグのそれぞれの1位校,および5月に上位校同士で実施される全日本大会代表決定戦での勝利校で,東海地区からは4校が選ばれます。本学は東海選手権で4位でしたが,1位校の組み合わせにより,代表決定戦への出場権利を得ることができ,さらにその試合を勝利して出場を勝ち取りました。
本学準硬式野球部がこの大会に出るのは部の創設以来,今年で5回目です。ここ数年は2部リーグでした。しかし逆に「3年前に落ちて以来,ずっと2部リーグだったので,プレッシャーもなかったです」とピッチャーで4番の力武健心さん(初等?保健体育選修 3年)。「ちょうど2部リーグからの入替戦も同じ時期だったのですが,ずっと勝っていました。勢いにのっていましたね」
その勢いのまま,全国へ。初戦の強豪校,東北学院大学に勝ち,2戦目は優勝候補の福岡大学にも勝利しベスト8を確定しました。本学らしいバントなどの細かいプレーがうまくはまり,打つべきところで打つことができました。3戦目の国士舘大学に残念ながら敗退してしまいましたが「しっかり最後までやれて悔いはありません」と力武さんは話します。ベスト8のチームから選ばれる「全日本表彰選手」にも本学から力武さんと岩田和士さん(初等?保健体育選修 4年)が選出されました。
本学の快進撃には力武さんたちの活躍もありますが,キャプテンであった犬飼一稀さん(中等?理科専攻 3年)の力が大きかったそうです。監督がいない準硬式野球部で練習メニューを考え,チームをひっぱった名キャプテンでした。大会を終え,世代交代がありましたが,「来年度もしっかり頑張れば全国大会に行けると思います。多くの新入生に入部してもらいたいです」と力武さんは話しています。
(広報?地域連携課 副課長 古田紀子)