2019年3月29日 本学学生が刈谷市公共施設連絡バス「かりまる」ロゴデザインで表彰されました。
2019年04月05日
3月29日(金),本学第五会議室において,刈谷市公共施設連絡バス「かりまる」ロゴデザインの表彰式が行われました。表彰されたのは,採用されたロゴをデザインした本学現代学芸課程 造形文化コース 3年生の牧野芙有子(まきのふうこ)さんです。
刈谷市は4月1日(月)より,公共施設連絡バスの路線およびダイヤの改正にあわせ,バスの愛称を「かりまる」にし,運行を行います。この愛称「かりまる」のロゴデザインを,刈谷市が本学の美術教育講座に依頼したところ,17点の応募がありました。刈谷市都市交通協議会バス専門部会にて選考が行われ,牧野さんの作品が採用となりました。3月19日(火)に,刈谷市総合運動公園にて「愛称等表彰式及び車両乗車体験」が実施され,牧野さんの作品が「かりまる」のロゴデザインとして正式に発表されました。当日は牧野さんが都合により参加できなかったため,刈谷市のご配慮により,改めての本学での表彰式となりました。
牧野さんは,「かりまる」が地域を回って"つなぐ"役割をしているという考えから,文字をつなげたロゴを制作しました。また,つなげた文字はバスをイメージした形にデザインされ,直感的にバスの名前であることが分かりやすくなっています。バス車両は路線によって6色がありますが,タイヤや文字の閉じた部分の色は車両の色にあわせた色となります。
プロダクトデザインを専攻する牧野さんですが,デザイン部門での受賞は初めてとのこと。応募にあたっては10点以上ものデザインを考えたとのことです。ロゴデザインの採用に「採用が決まったことが分かった時はうれしかったです。デザインをしても社会や公共の場で実際に使ってもらえる機会を得ることは自分の力だけではできませんので,こういった機会をいただけてうれしく思います」と話しています。「かりまる」の愛称とともにロゴデザインが長く親しまれることが期待されます。
(広報?地域連携課 副課長 古田紀子)