第43回愛知県文連美術展で本学学生が新人賞を受賞しました。
2019年02月25日
第43回(平成30年度)愛知県文連美術展の彫刻部門で,本学の初等教育教員養成課程美術選修3年の久家桃華(くげももか)さんが新人賞を受賞しました。第43回の美術展は刈谷市美術館で1月30日(水)から2月3日(日)まで開催され,3日(日)に表彰式が行われました。
久家さんが出品した作品は,大学の前期の授業で制作したトルソー像で,作品タイトルは「淑やか」(しとやか)です。モデルの男性は,力強く誠実そうな方でしたが,制作の合間に話す機会があり,その際に感じた「強さの中のやわらかさ」を表現したいと制作しました。
彫刻をはじめたのは大学に入学してからだという久家さん。自宅ではできない,新しいことをしたいと彫刻のゼミを選択しました。高校生の時に絵画での受賞経験がありますが,大人も出品する公募展に作品を出品したのはこれが初めてです。作った作品を多くの人の見える場に出すとよい,という教員の勧めもあり出品しました。初めての出品での新人賞に「驚きましたが,試行錯誤をしながら制作したものが認めてもらえてうれしいです。まだまだ思い通りに作品が作れず未熟ですので,もっと勉強したいです。教員を志望しているので,いろいろできるようになればよいと思います」と話しています。
(広報?地域連携課 広報?渉外係長 古田紀子)