2018年11月4日 第3回愛知教育大学ホームカミングデーを開催
2018年12月12日
11月4日(日),第3回目となる「愛知教育大学ホームカミングデー」を開催しました。ホームカミングデーは,本学の卒業生等が一堂に会し,親睦を深め,本学の現在について情報共有することを目的に開催されるイベントです。教育大学の特色を生かした「学びの交流会」を中心に,「全体会」「学食体験」「図書館ガイドツアー」「懇親会」を実施しました。
当日は雨模様の中,卒業生,在学生,本学元教員,本学教職員など,約650人の参加がありました。
「全体会」では,「大学近況報告」として,後藤ひとみ学長による「愛知教育大学の今とこれから」をテーマに講演会が行われました。
講演は,「愛知教育大学の役割」「愛知教育大学の今」「愛知教育大学のこれから」の3つのテーマに沿って語られました。はじめに,「愛知教育大学の役割」として,来年70周年となる愛知教育大学の沿革,「教育の総合大学」であり,広域に貢献できる大学であることが説明されました。
続いて,「愛知教育大学の今」として,正規教員就職者数8年連続全国1位となっていること,チーム学校として地域にかかわっていくことが説明されました。また,愛知教育大学が行った改革として,入学定員の増加,教育支援専門職過程の新設,新しいカリキュラムの展開を行ったことを述べられ,大学の施設,学生活動の活性化としてAUE学生チャレンジ?プログラムの企画の紹介がありました。
最後に,「愛知教育大学のこれから」として,「高度化」を主軸に「実践力の育成」と「現職者の学び直し」に取り組むこと,環境の整備,実績に関する広報活動の強化の3つの抱負を語りました。
「大学近況報告」後は,本学職員マジシャンとダンス部のコラボレーションによる「マジックショー」が開催されました。大学職員であり,マジック国際大会優勝経験のある向井健人さんのハイレベルなマジックと,マジックを取り入れたダンスを披露したダンス部による,明るく華やかなステージに,会場は大いに盛り上がりました。
「学びの交流会」は,在学生と卒業生が共に学び交流するイベントです。大学教員が中心となり,17講座が教科研究会や修論中間発表会等を開催し,約560人が参加しました。「楽しい講話でした。将来に向かって頑張ろうと思いました」「実際に現場に立ったり,失敗したことを実際に体験談として話していただけるだけで,今の状況の自分の感情に照らし合わせたりすることができてよかった」という意見も聞かれ,充実した企画となりました。
「懇親会」には,約90人の卒業生,在学生,教職員等が参加し,同窓会長の竹原 裕 名誉教授のあいさつと乾杯の発声により会が始まり,大いに盛り上がりました。
3回目の開催となった今年度は,昨年よりも100人以上多い人数が参加し,卒業生と在学生がつながり,学びの場を提供することができたことで,有意義なホームカミングデーとなりました。
(総務課 総務係 酒井加奈子)