2018年12月2日 ミュージカルサークルミュリムの第9回定期公演が開催されました。
2018年12月07日
12月2日(日),ミュージカルサークルミュリムの第9回定期公演が刈谷市総合文化センターアイリスホールで開催されました。
ホールの外まで並んだ長蛇の列。観客はミュージカルサークルミュリムが満を持して挑んだウイリアム?シェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」に,わくわくしながら開演を待ちます。もちろん会場は超満員です。
開演前にミュリム代表の初等教育教員養成課程 音楽選修2年の田澤萌々花さんから,作品選び,衣裳,大道具,小道具,メイクそしてキャストが歌う歌譜,楽器隊が演奏する楽器隊譜に至るまで全て学生たちで手掛けていること,出演は2年生が中心で行うが1年生の初舞台に挑戦する努力,3,4年生やOB?OGの先輩方のサポートがあり,約1年がかりで創ってきたことなどのエピソードを伺いました。
毎年ミュリムの公演の演出?脚本?振り付けを手掛けるTheater Bamboo代表の竹内裕二先生は「決して明るい作品ではないこの物語を,今を生きる学生たちとどう創り上げていくか。試行錯誤を繰り返しながらひとつひとつ積み重ねて,この日を一緒に迎えられたことをうれしく思います」と話します。
公演が始まると,キャストたちのすばらしい歌唱力,力強い台詞,息の合ったダンスに圧倒され,一気に「ロミジュリの世界」に引き込まれました。
また台詞の間に楽器隊の奏でるメロディーが絶妙な間で会場を包み,舞台を盛り上げました。
終演後は何度もカーテンコールの拍手が起こり,あいさつする田澤さんが感極まって涙する場面もありました。大成功を収めたミュリム,来年は10周年の記念公演を迎えます。
(広報?地域連携課 広報?渉外係 飯濱美樹)