2018年7月23日~8月24日 社会教育主事講習を実施
2018年08月31日
7月23日(月)~8月24日(金)に本学教育未来館多目的ホールをメイン会場として社会教育主事講習を実施しました。
この講習は,社会教育法第9条の5の規定及び社会教育主事講習等規程に基づき,文部科学大臣から委嘱を受け,社会教育主事となりうる資格を付与することを目的として実施するものです。東海地区4県(愛知県,岐阜県,三重県,静岡県)の国立大学が持ち回りで行っており,今年度は本学が当番校として実施し,愛知県,岐阜県,三重県から計48人が受講しました。
7月23日(月)に開講式が行われ,本学の大村惠副学長(地域貢献?新課程整備担当,教育ガバナンス講座教授)が主任講師,また中山弘之准教授(教職実践講座)が副主任講師を務め,両教員が中心となって講習が進められました。
講習科目は,生涯学習概論,社会教育計画,社会教育特講の3科目の講義,合宿研修を含めた社会教育演習の1科目の演習で構成され,講習初日には,生涯学習概論の講義として文部科学省生涯学習政策局社会教育課地域学校協働推進室の香西健次室長補佐から生涯学習振興施策の動向について講義がありました。
当初緊張していた受講生も,講義の中でグループ討議を行ったり,食事をしながら情報交換を行ったりすることで,仲間意識が日に日に高まり,最終日まで大変熱心に受講しました。また,期間中,長野県下伊那郡阿智村と愛知県豊田市の2カ所で2泊3日の合宿研修を行い,受講生間の絆がより深まったようでした。
最終日には,受講者が所属する各県の教育委員会担当者にも参加いただき,本講習のまとめとなるゼミナール報告会発表会を行いました。閉講式では大村主任講師から「本講習で学んだ事を今後の業務に生かすとともに,受講者間のネットワークを是非有効に活用していってほしい」とあいさつがあり,約1ヶ月の講習を終了しました。
(広報?地域連携課 地域連携室長 浅岡明美)