2018年3月5日 平成29年度大規模災害事業継続計画(BCP)訓練を実施
2018年03月16日
3月5日(月)13時から,平成29年度大規模災害事業継続計画(BCP)訓練を実施し,部長,課長,副課長,室長,総務担当係長の事務職員39人が参加しました。
訓練に先立ち,上口孝之理事(総務?財務担当)?副学長?事務局長から,「我々の任務は被災したとき,大学としての教育研究活動の機能を早期復旧させることであり,訓練を繰り返すことによって,災害時に対応できるようしっかりとやっていただきたい」とあいさつがありました。
この訓練はシナリオに沿って行う訓練ではなく,今回は勤務時間外(平日の8時)に震度6弱の大規模地震が発生し,一部職員は出勤しているが,職員が次々と参集してくるという想定でのシミュレーションによる訓練となります。
訓練は,連絡調整班,避難誘導班,救出救護班,災害対策班の4班に分かれて,BCPの災害時優先業務一覧に基づき,発災後「1時間後~3時間」「3時間後~24時間」の対応について,参集できる人的資源が不足する中で,どの業務に人を割り振り,優先して実行するかについて検討しました。
各班長から班ごとに検討した優先業務一覧の優先順位について理由や課題などの発表を行った後,全体の中での優先順位についても検討しました。
また,意見交換では,(1) 災害時に各自担当の班別業務の遂行だけでなく,現場で緊急を要する救助活動に遭遇した場合の対処などの基本的なスタンスをどう考えるのか,(2) 勤務時間外に災害が発生した場合には,職員自身および家族の安全を確認した後に速やかに参集することなどを確認し,1時間あまりの訓練を終了しました。
(総務課 危機管理係長 伊藤純一)