2018年2月5日 刈谷ロータリークラブ例会で西淵茂男連携担当理事が講演しました。
2018年03月09日
刈谷ロータリークラブの例会が2月5日(月)に刈谷商工会議所で開かれ,西淵茂男連携担当理事が講演しました。約100人のクラブ会員らが参加し,刈谷市内に所在しているが日ごろ接する機会が少ない教員養成を目的とする国立大学の話題とあって興味深く聴き入りました。
講演は「愛知教育大学の地域連携の現状と課題」と題して,愛知教育大学の概要や現在取り組んでいるさまざまな連携事業について紹介を行い,特に企業?地域連携では,中日新聞社や中部電力との連携事業,地元の企業ではトヨタ車体や小林クリエイトとの連携事業,さらに,刈谷市中心市街地活性化のための四者協定連絡会の活動などを紹介しました。
続いて,本学が教員養成の質保証や高度化,国際化,現代的課題への対応,教育委員会を中心とした地域連携の推進,キャリア支援の課題のほか,科学?ものづくり教育,外国人児童生徒の学習支援などの課題に取り組んでいることを説明しました。「実践力の育成」に関しては,本学が今年度カリキュラムを改編して体験活動を充実し,企業体験や異文化体験などを設定したことを紹介したうえで,今後は「企業等と大学の連絡会議」を設け,刈谷ロータリークラブを軸とした本学と企業との連携による取り組みを今後一層進めていくことを依頼して,講演を終えました。
例会の閉会にあたっては,同クラブの吉原孝彦会長から西淵理事への謝辞とともに,現在,本学学生が行っている東日本大震災関連学習支援事業の報告の依頼と「愛知教育大学と連携できる事業について,今後何ができるか検討?相談していきたい」とのあいさつがありました。
(広報?地域連携課長 加藤 昌)