2017年10月30日 愛知県教育委員会と相互連携に関する協定を締結
2017年11月09日
10月30日(月)本部棟第三会議室において,本学と愛知県教育委員会との相互連携に関する協定を締結しました。
協定の締結式には,本学からは,後藤ひとみ学長,西淵茂男連携担当理事,中田敏夫教育?学生担当理事,菅沼教生研究?附属学校担当理事,上口孝之総務?財務担当理事,白井正康地域連携アドバイザー(前連携担当理事)が,愛知県教育委員会からは平松直巳教育長,野村均教育企画課長,柴田悦己高等学校教育課長が出席しました。
本学はこれまでにも,市町村教育委員会と相互連携協定を結び連携を深めてきましたが,本学が広域拠点型の教員養成大学を目指すうえで,広域行政を担う愛知県教育委員会との連携は欠かせないものです。教育活動等の充実?推進,教員の資質?能力の向上,相互の人的?知的資源の交流等を目的に多様な分野で協力を行い,連携を深めるべく,相互連携協定を締結することとなりました。
締結式は,西淵理事から,協定締結の経緯や協定の概要,また,今後設置する連携推進協議会での具体的な検討事項について説明があり,その後,学長および教育長による協定書への署名が行われました。
署名後には,後藤学長からは,「教員に対する行政のあり方や現場での働き方改革など,さまざまな教育課題に対し,国立大学としては大きな責任を抱えている。愛知県内にある大学のリーダーとして,新しい時代を見据えながら広域拠点型教員養成大学として努力していきたい。また,子どもの教育,教員養成,現職研修,チーム学校を形成するための事務職員の高度化等を含め,積極的に取り組むためにも教育委員会と連携を深めたい」とあいさつがありました。
愛知県教育委員会平松教育長からは,「いじめ問題や発達障害などの現代的教育問題に加え,小学校英語や道徳教育,また,教員の多忙化解消,働き方改革など取り組む課題が山積の中,教職を目指す学生や現職教員がより良い教育活動が行えるよう,現在,育成指標の策定を行っている。この指標を達成するためにも教員の負担軽減に配慮しながら教員研修体制の見直しており,より良い研修を実施するために協力をお願いしたい。また,教職を目指す目的で高校に設置する教育コースや,特別支援免許状取得率問題を含め,専門性向上にもお力添えをお願いしたく,大学と教育委員会の専門性や特色を活かした相互連携を図り,愛知の教育の発展に力を合わせていきたい」と話があり,締結式を終えました。
- 関連リンク
連携?協定について
(広報?地域連携課 地域連携係長 渡邊伸彦)